【タイムアタック・紫獅鬼バイロゼオ】
最近の我々は最も難しい奴からやることにしている。
そして、こいつが最も難しいとされる相手らしい。
構成はパラ魔構成が良いとされる。
魔が二人いないため、パラ魔占賢で挑むことになる。
僧侶は選択されない。
タイムアタックにおいては無用の長物ということである。
この点については多少遺憾ではあるが、仕方のないことだ。
何事も適性があり、僧侶はそういう意味では恵まれているのだから。
もっとも、感情的に言えば別のセリフが口をつくだろうが、
あいにくそういうキャラではないし、自身のチンケな見栄がそれを許さない。
なお、回復専門のように見える私だが、賢者ではない。
魔法使いになっている。魔法使いの担当者が私しかいないのだ。
ストレス解消用に魔法使いの嗜みぐらいはあるからな…。
とはいえ、今回はタイムアタック仕様。
マイナス付きの精霊王装備では多少心もとない。
なので、攻魔フォーチュンローブを錬金石含めて整備してやった。
足も腕も揃ってはいるからな…上下ぐらいならなんとかなる。
無駄に貯めた資金はこういう時に使うものだ。
もっとも、報酬はないことは重々承知しているのだが…
タイムアタックはバカにならなければクリア出来ないのだ。
杖も魔法も180。
攻撃魔力は830…840にまではできるが
毒耐性が欲しいのでそれはしない。
両手杖炎13%にフォーチュンローブとスキル、メラギラ宝珠を加えれば
メラゾーマの威力はかなり高まるはずだ。
残念なことにモノクルは未完成なのでアクセルギアだ。
開戦。
最初の一戦は様子見といったところだ。あっさり全滅する。
だが、戦うたびに慣れで強くなる。そして撃破には成功する。
しかし…それでも出た結果は6分台。全然足りない。
占い師入りでは無理と判断する。
パラディンを交代し、一人は臨時で魔法使いに。
パラ魔2賢構成に切り替えることとなる。
そして装備、スキル、戦術も見直しをかけていく。
早読みをしている時間も惜しくなっているのがわかる。
なので風宝珠を総とっかえした。
メラゾーマとガイアーに飾り石付きで瞬きをつける。
耐性も基本毒以外は見ていない。
壁もパラに頼るのではなくサブ壁を付けて補助。
ただ、メイン火力と役割を理解する私は基本ぶっ放すモードでいくつもりだ。
この自身を少しずつ尖らせて、削って、強くなる過程は嫌いじゃない。
それと同時に自身の性格も尖っていくのがわかる。
この焦りが生み出すのか、そもそもの気質か。
魔法使いをやると私は決まって口調がチンピラ臭くなるのだが、
「日誌読者にはお見せできないレベル」
とまで言われた。何気にひでえ。事実だが。
しかしそれでも及ばない。
5分35秒は健闘したとはいえるのだろうが…。
最早足りないとすればぶきみなひかり(ぶきみな閃光)だ。
最終的に賢者にデュアルブレイカーを依頼。
魔二人はぶきみな閃光を付け、連続使用。
タゲを見て災禍の陣を加える戦術で挑むことに。
それでも相手の手札の引き次第という感は否めなかったが。
数戦の後、早期に閃光を2連続で決めた回に4分台で勝利することに成功した。
最後の決め手はやはりこれだったか…。
なお、簡単そうに書いているかもしれないが、
毒耐性が完全じゃないので毒は食らいまくるわ、
壁をすり抜けること数回あるわ、
紫電をよけ損ねて一気に壊滅するわ、
散々な回が何回もあったことを追記しておく。
8%を2連続ってどういうこったよ。
いや、実際は16%だったんだが…。
続く。