もしあなたが種族神像前でカードやコインを入れずに通り過ぎ去ったなら、
あなたはケチった代償を迷宮探索で支払うことになる。
うそです。単純に3階層分迷宮を踏破する必要がある。
マップは最初から全体が表示されるため、迷うことはほぼないが、
モンスターの位置は表示されないので住所を見つけてしばいていく必要がある。
そしてモンスターを根絶やしにするまで次のフロアには進めない。
よって、「こ、こんな殺人鬼がいる迷宮にいられるか!俺は部屋に帰る!」
とかなんとかぬかしてフロア中の小部屋に逃げ込んだ魔物だろうが、
殺モン事件の名探偵の魔物だろうが、等しく壊滅する運命にある。
なお、この道中の報酬は前回書いた通りショボい。
モンスターやみやぶる一覧を埋めるものと割り切ろう。
迷宮を抜けるとたまに隠し階にたどり着くことがある。
ここには種族神像でメタスラコインなど特定のコインを捧げて
「俺ぁメタルスライムが憎ぃんだよぉ!ぶっ殺したらああああ!」
とか誓った場合には必ずたどり着くようになっている。
なお、逃げない保証はないのでせいぜい殺意をMAXで挑んでほしい。
隠れてないやんという意見は受け付けない。
勿論道中の迷宮をしらみつぶしに壁ドンドンしまくっても
見つかったりは…しないはずだ、たぶん。
そして隠し階、もしくは迷宮を抜けると迷宮の主へ続く道がある。
ここにたどり着いた者の中で
全身から臭いをプンプンさせてる冒険者の中には、誰もいない道を見て
「水道水だった」「;;」
などと嘆きのコメントをする者もいるかもしれない。
これはカジノ等で
「これを体につけていくと迷宮で有名キャラに巡り合えるんですヨ!」
等と明らかに胡散臭い宣伝文句に騙され、
粗悪品の香水を掴まされた者が放つお決まりのセリフである。
この中で正規品を手に入れたごく限られた者だけが
有名キャラと巡り合うことができるのである。
…わけがない。たぶん。全部品質は同じはずだ。
ともかく、迷宮の主の間の前で
まれにドラクエの某有名キャラと出会うことがある。
この遭遇率をほんのちょっぴり上げてくれるのが
「みちびきの香水」というわけだ。
なお、私が使う香水はなぜかたいていが水道水である。
香水は一人だけ使えば十分なのだが、
何故か人数が多いほど出会いやすい、という謎のジンクスや信仰から、
「全員使わないと駄目」
みたいな風潮が広まっている。
開発者に完全否定されているが、これも文化ということだろう。
大抵、そのような強欲な行為には物欲センサー(※)がつきものなので
出会わないことが多いんじゃないかっておもうのだが。
(※)物欲を探知してレアアイテムを出現させない機能という名の迷信
遭遇キャラの人気的には下記の順番だと思われる。異論は受け付ける。
ミネア(タロット占い+ボスカード1枚無料入手+福引クエスト受注)
トルネコ(エルフの飲み薬等のアイテム売っている+福引クエスト受注)
テリー(ボス討伐借りパク…じゃない代行+ドランゴ福引券)
カンダタ(尻の視認許可+まごころのハズレ)
さて、ボス前であるが…
この前にも再び「よろしくお願いします」がある。
種族神像前でお前さっきも言ったやろ!というかもしれないが、
こっちは「お前わかってんだろうなオイ」的な意味でOK。
なお、装備忘れちゃった☆彡とかそういうのはもうここで言わなくていいから。
猛烈装備チェッカーさんがパーティ内にいればバレるかもしれないが、
たいていは組んだ時に文句をいうはずだ。
とりあえず忘れたのは戦闘中にしれっと気づいたことにしておこう。
そういううっかりさんが多いせいで僧侶の毛根が絶滅の危機にあるって
なんかえらい僧侶がいってたけど気にしなくていいと思う。
バレなきゃうっかりじゃないんだし。
なお、ボスさんは自分の部屋に侵入されて、
べらべらと茶番を繰り広げられようが記念写真を撮られようが
待っていてくれる忍耐の生物である。
皆もこの忍耐を見習って社会で生かしていってほしい。
まあ、写真撮ってる間にぶっ殺せって話だよな、うん。
次回はボス戦紹介…が出来るといいなあ。
熟練者の人は懐かしんでいってドーゾ!