邪神の宮殿終了後。
当日はテンの日ということもあり、
我々は勢いに任せてスライダークに挑むのであった。
しかしまたドワ子が煽ってくるわけです。
バトルマスターで行かないのか?だと…。
あのな。
スライダークの特性上、僧侶より有利だから賢者やってるだけなの。
物理パーティなんだから回復と零の洗礼が同時に必要で、
パーティ枠余裕ないからやってるだけなの。本職僧侶なの。
私がバトルマスターなんてやる理由なんてこれっぽっちもないの。
言い方を変えようか?
前にそれでバト1(私)賢3(初心者二人)を混ぜた
ドシロートPTぶっつけ本番で組んで勝率が33%だったわけだが?
前衛ドシロートの私がヤツに撃墜されまくってたの見てたよな?
それでやるっていうか?フツー。
…煽られた時点でこの話は負け確定、なんだけどな。
こうなった時点で私がバトルマスターやることは確定しているんだ。
賢者をごりおせばいいじゃないかって?
そうしたら連中は普通すぎだのつまんねえだの文句言って
「最終的に賢者やったお前が悪い」
とか言い出すんだよ絶対。
ネタになるような思い付きを言っちまったが最後。
それを避けるのはすべて「逃げ」だとか連中は間違いなく言い切る。
言ったもん勝ち。それがまかり通るのがこのパーティの暗黙の了解だ。
…つまりバトルマスターでコインを突っ込んだ私がここにいるわけだ。
わざわざご丁寧に専用ドレアしてるあたり飼いならされてる感は強い。
さて…私の装備だが、
会心装備の隼改(右)とセイクリッドソード(左)+風虎セットだ。
呪いガードはあるが即死ガードはない。
ギロチン食らっちまったら大体死ぬし問題はないだろ。
宝珠?そんなもんあるわけがないだろう。
テキトーに攻撃力をそこそこ上げただけの構成だ。
これで一回勝っちまってるってのがなぁ…
いや、勝たされたっていうのか?これ。
寄生だとは思われたくはないな。
しかしここでも連中は平常運転だ。
コインボスにぶつかった瞬間我々は既に勝てているとかいう
謎の精神論を言い放つ余裕すらある。
賢者のときなら同じことを言ってやるんだがな。
ペーパーバトルマスターを甘く見るなよ?
免許停止になったっておかしくないからな?
さて…戦闘の経過を書く前に
私がスライダーク戦をゴネる理由を説明しておこう。
スライダークの攻撃はかなり苛烈で、範囲攻撃が多くある。
しかし「即死レベルの範囲攻撃」は回避可能という特徴がある。
ヤツの範囲攻撃は
デッドソード:前方単発攻撃。回避可能
ギロチンカッター:周囲即死付与2回攻撃。回避可能。
シャインソード:前方広範囲2回攻撃。回避可能。
ソードリッパー:前方直線範囲2回攻撃。回避可能。
サンダーブレード:
対象と周囲に雷属性攻撃。属性防御かHP満タンでギリギリ耐えられる。
連続ドルマドン:
ランダム単発闇属性3回攻撃。属性防御+魔結界やマホステで封殺可能。
である。
簡単に言うと、
避けられないものは普通に耐えられる。
避けられるものは避けないと死ぬ。
ということである。
つまり…前衛慣れしてないとヨケランナーイ!ってことである。
後衛でも攻撃は避けるだろって?
後ろで腰抜けプレイしてるほうがよっぽど気楽だね!と言い切ってやろう。
前衛に死なれてもあーはいはい蘇生ね蘇生って根性が染みついてるからな。
全くなんとも思わん。
攻撃後の硬直計算に入れて動くのと
後衛で詠唱時間計算に入れて動くのではかなり動き方が変わってくる。
前衛側でうかつにミスって死んでみろ…絶対煽ってくんぞオイ(実際煽られた)。
数少ないプレイで学習したことは、
ヤツに対しては常に「カウンター狙い」でいくということだ。
経験が少ない以上、安定を取っていくしかない。
相手の動きをみて回避をしてから、硬直の少ない攻撃をして離脱する。
この場合は会心装備だから通常攻撃をメインとしていくのがいいだろう。
超はやぶさ斬りや不死鳥天舞はモーションそのものは速いように見えるが、
ヤツ相手の使用感としては隙だらけな感が否めない。
灼熱とうこん撃ちなんかもう遅すぎて
壁でもしていない限り鼻血を出して死ぬことになる。
なお、鼻血を出したのは3回ぐらいだから安心してほしい。
基本的には不死鳥天舞で会心率を引き上げつつ通常攻撃。
余裕があればミラクルブーストを使う、程度が妥当だろう。
続く。