ーーー本日はバージョン4突入直前企画として、エックスさんをご招待し、インタビューをしてみたいと思います。
「よろしくお願いします」
ーーーよろしくお願いします。さて、今回は5000年前の世界に旅立つそうですが、意気込みの程は?
「お小遣いの準備がちょっとね〜3800円分ゴールド売っちゃおうかな〜?」
ーーーやめてください。日誌ごと潰されてしまいます。
「冗談です。ぶっちゃけるとそんなゴールドないですし。」
ーーーあってもやめてください。バージョン4前に死亡フラグとか余裕ありますね。
「いや実際いつもの通り気楽にやろうかなと。5000年前だってんならネルゲルの根源みたいなのがいるかもなわけだよね」
ーーーいるかもしれませんね。
「そいつもぶっ潰しちゃおうかな?力のないうちに叩いちゃって歴史改変するってパターン。いいじゃないですか」
ーーーいいんですか?やってしまって。
「えっ」
ーーーあなたの転生した原因、なくなっちゃいますけど?下手したらバージョン1〜3がなかったことになりますが。全冒険者が歴史から抹殺されるんじゃないですか?凄い影響力ですね。
「…えと、なるべくネルゲルっぽいのには手を出さない方向で」
ーーーあなたいつも周りにノせられて行動してますよね。基本イエスマンだし。回避出来るんですか?そもそも見分けつくんですか?
「…」
ーーーそんなひどいとか言われたらウッカリやっちゃうんじゃないですか?歴史を改変するってのはですね、そんな簡単なことじゃないんですよ。140キロ出して行って戻ってきた連中がいつのまにか墓の下に入ったりしたこともあるんです。ギガデインのエネルギーがありゃ時間旅行できますよとかですね…
「ドラクエ11を見て」
ーーーはい?
「ドラクエ11で全部説明できるから。パキーンて割ればいいし」
ーーー何を言っているのですか…?
「ネタバレになるからこの話終了!」
ーーーだってあなたあの武
「だまらっしゃい!」
ーーーああ、じゃあ話変えますけど。今回勇者さんはどうするんですか?
「機会を見て招待したいと思ってます。5000年前を一緒に冒険とか楽しくないですか?」
ーーーあなたにそんな選択権があるんですか?
「ジェムで養ってやってるんだし、働いてもらわないとね。最近暇で株とかカードゲーム始めたみたいだし出番くれるでしょ」
ーーー養うてアナタ自分でサボって…んん、具体的に何か活動とかはするんですか?
「提案広場で盟友としてこれまで一緒だった勇者をうんたらとか言っとけば出番くれるでしょ。最悪サイドストーリーとかで。あわよくば王家のテコ入れとかね。」
ーーー単なる神頼みじゃないですか。
「ユーザーにそんな選択権があるわけないっしょ」
ーーーぶっちゃけすぎでは…
「じゃー俺好みの勇者とイチャイチャできるシナリオくださいとか言っちゃいますか?真っ青になるか、○○みたいに炎上するかもですけど」
ーーー…ああ、まあ、はい、頑張ってくださいね。
「あ、もう終わりですか。じゃあ頑張ってきますね」
ーーーお疲れ様でした
「お疲れ様でした」
ーーーこいつ中身誰だよ!人選間違ってんじゃないの!?
「…」
ーーーあ、誤爆です誤爆。すみません。
完