シーンの冒険日誌

【とっととダンテしろ！燃料はたっぷりあるぞ！三獄無双いよいよ開幕！】


『この雑な戦闘こそ魔戦よ』

そう語るのはニワカ魔戦のS氏だ。
防衛軍自慢の魔力ガン積み装備を捨てて、今回の出場である。
しかしチキン安定を取ってでもやりたいことが彼にはあったのだ。

もはや語らずとも良いだろう。
勇者ポジ最大手候補の魔戦が一堂に会すればやることは決まっている。
皆フォースブレイクを叩きつけて
マダンテと属性必殺技をぶちかますことしか考えていない（はずだ）。


実際現場は爆破とブレイクが飛び交う雑な戦場となった。
注目は誰がどのようにトドメを刺すかであることは言うまでもないだろう。

後半5分、S氏は３回目のマダンテを兄貴にぶちかまそうとして突撃。
しかし真正面からバッサリいかれ失敗。トドメを刺し損ねた。
床を舐める姿は笑いの対象となった。


S氏は試合終了後
『あのブラコンは男キャラだからって妹にちょっかいだしてると思い込んで
   俺ばっか狙いやがる。そういうのは水着着せてるやつとかにやれよ』
と苦言を呈した。
なお、S氏は水着をもっていないので安心して欲しい。



【雰囲気ヒーラー選手権！空気読みスキルを問われる二獄開戦！】

『ヒーラーいねんすけど』
そう文句を言う唯一のブメ賢者S氏。

なるほどよく見てもギリギリヒーラーといえるのはレンジャー、
あとは補助でスパと踊り子ぐらいか。


これでは自分にばかりヒーラーとしての負荷がかかってストレスがーーー

そう危惧していたS氏だったが杞憂にすぎなかった。
全員が空気を読んで雫葉っぱをぶっ放していたのだ。
S氏はヒーラー寄りの動きをしているだけで戦況は安定。危なげなく勝利した。

しかし、戦闘終了後のS氏のコメントはこうだった。
『いやね、そりゃヒーラーとして難があるのはわかるけどさ、もうちょっと信用してくれても』

ーーーお前はしにたいのかいきたいのかどっちだ。



【その他の試合】
・四獄快勝！ネタにすらならない快勝ぶりに関係者落胆
   『直立不動で床舐めてる姿以外笑いどころがない』

・一獄で事案発生『とにかくオッサンが詰みゲー』「オッサンが死んでた」
   「オッサンがベリーハード」オッサン狩りの予兆か


【その他の出来事】
・P氏「ハートのメガネとヒゲを何故か表示できない。極めて深刻な事態」
   との発言にS氏『そのツラでは説得力なし』と指摘し炎上

・『イオで花粉ブッ殺す』S氏、花粉症対策に自信ありか

・M氏「フォスいないなら興味なし」とナイト決定にもバッサリ。
   S氏『同情の余地あり』と理解表明

・ついでコインで魔人とガルドリオンはジョーシキ？
   セッティングを見直さない杜撰な作業管理が浮き彫りに
   R氏「勝てればそれが常識になる」
   S氏『いやそのりくつはおかしい』
   分かれる意見