前段のバレンタインデーにて受信したエネルギー量をヒントにして、
ある規定量のエネルギーを供給者へとぶつけ、
どれだけ規定のエネルギー量に近かったかを争う競技のことである。
その規定エネルギー量とは得られたものの3倍が一般には良いとされるが、
これもエネルギー供給者によって条件はまちまちである。
しかも単純に3倍するにしても供給者毎に弱点や耐性が存在するため、
エネルギー源の質によっては思ったような効果が出ないケースもある。
このことが、競技の難解さを強めるかたちとなっている。
競技に際しては当然ながらエネルギー量が少なすぎれば鼻で笑われ、
かと言って多すぎれば相手の腹をブチ抜く結果になってしまう。
膨大なエネルギーを全身に受けた結果、『愛が重すぎる』とコメントしつつ、
供給者が痙攣しながらタンカで運ばれるという不幸なケースもあったという。
最近ではその危険性に配慮し、余りに強いエネルギーを予測できた場合は、
予め通販生命体『メル・カリ』を盾に吸収させる手法も用いられるようだ。
この行為は競技者のモチベーションを下げるのではとの批判の声もあり、
メル・カリの使用については今なお議論が続いている。
あ、あんた、冗談は通じる人だよな!?
通報はやめようぜ、な、なあ!