誘われん。
土曜日の蒼怨出現時間帯にて。
とうとう蒼怨を殺る気になった私は、
前回同様魔法戦士で討伐に挑むことにしたのだが…。
誘われない。
シャイボーイ&ガールの多いネトゲのエンドコンテンツは
基本的に買い手市場である。
緑玉を出してる連中は自分一人ではない。
必然的に、パーティリーダーはなんらかの評価基準をもって
メンバーを雇用するわけだ。
しかし…。
防衛軍の選定基準が毎回わからん。
なんだ?何をもって誘っている?
まものつかいはわかりやすい。
明確な選定理由としてツメでの攻撃力やベルトの属性があるのだから。
だが魔法戦士や賢者などはどうだ?
武器やベルトか?
宝珠揃ってますか?
討伐経験者か?
私が出せるとしたら前述の二択(専門性が問われる占い師などは無理)だ。
一体何をアピールしたらよいものか。
魔法戦士がよくアピールするのは光ベルトの属性値だ。
光属性ダメージ13%によるシャイニングボウのダメージ量を
アピールするという訳だが…アピールにはある程度の攻撃力も必要になる。
私も光ベルトはあるが、防衛軍産の弓では錬金で一歩遅れてしまうだろう。
そこでR先輩より前回からオススメされているのが攻撃魔力だ。
今回の攻撃魔力設定は550。
他の魔法戦士より少なくとも150以上は高い数値だ。
耐性を削ればもっと高まるが、呪いガードだけは捨てがたい。
これによるフォースブレイクの効果大率をアピールするというわけだが…
いかんせんマニア向けのチューニングなのか、誘われ頻度は低い。
デュアルブレイカーで弱体耐性を下げるのも戦術上の前提になっているせいか、
今回は20分待っても誘われる気配がない。
ライバルの魔法戦士も減っている気配はないし…。
つか、コメント少なっ。アピールはムダなのか?
と言うわけでだ。
ヴェリナード1サーバー酒場前は大盛況だ。
白チャで募集をかければホイホイ釣れてくる。
白チャ募集は人の選定がやりづらく、希望者を断りづらいので、
主催者側不利ではあるが、手段としては手っ取り早い。
練習PTと言い切っていても人が集まることが需要の多さを物語っている。
マジかよ。私も未討伐だから人のことは言えないけどさ。
(※エンドコンテンツでの『練習』とは『勝つ気がない』とみなされ、
事実そのような結果が多いことからガチな人々からは敬遠されやすい)
とは言え、一度も討伐に行かずに終わるわけにもいくまい。
ここは練習でも…。
と思っていたら運良く白チャのパーティ募集に間に合い、
討伐経験を得ることが出来た。
軽く流しているが、勝率は50%以下と言ったところ。
理由は色々あるが後述するとしよう。
ともあれ、勝ちを拾えたのは確かだ。
しかし三勝であったため実績の五勝には足りない。
よって、この日中に始末をしてしまうことにしたのだった…。
本題はここから始まる。
続く。