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聖者

シーン

[シーン]

キャラID
: YX176-339
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 130

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写真コンテスト

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シーンの冒険日誌

2021-12-01 20:46:14.0 2021-12-01 23:51:49.0テーマ:その他

アストルティア昔話『かんくや姫』(1)

【かんくや(簡悔)とは】
『簡単にクリアされたら悔しいじゃないですか』という開発者の言より。※ただし簡単にクリアしてるのは最前線上級者レベルの人のこと。詳しくはググれ。


むかしむかし、『キラ取りの業者』と呼ばれる、キラキラ拾いbot業者のおじいさんがいました。おじいさんの仕事は、オートで取って来た素材を99個に梱包し売りさばくことです。転売ヤーではないのです。

ある日の事、おじいさんがドルボードでドラゴンゾンビに引っ掛けられていると、一本の竹の根本がぼんやりと光り輝いてました。

「これバグじゃね?」

おじいさんは、その光る竹をしらべてみました。すると竹の中には、あからさまに開発の趣味全開の、今時ならドラったーあたりでスクショ込みで炎上告発されそうな小さな女の子が入っていたのです。

「これヤバくね?ブログランキング1位いけるんじゃね?」

下心全開のおじいさんは、大喜びでその女の子を家に連れて帰りました。
そして、おじいさんが連れて帰った女の子を見て、おばあさんも大喜びです。


「まあ、まあ。なんてバズりそうな女の子でしょう。この子で一稼ぎしろとの開発からのメッセージ違いありませんわ」

おじいさんとおばあさんは、その女の子を自分のサポとして大切に育てる事にしました。

女の子が家にやって来た次の日から、不思議な事におじいさんがキラキラを取りに行くと、竹の中にフォレース鉱石がぎっしりつまっている事が何度もあったのです。
おかげでおじいさんの家は、たちまち大金持ちになりました。また不思議な事に、あの小さかった女の子はわずか三ヶ月ほどの間にすくすくと育って、それはそれは美しいエル子になったのです。

大きくなった娘は、固有グラフィックであることをいいことに、姫プレイ全開で組むたびに無茶振りをしかけていました。そこでその娘は、『簡単に攻略無理ゲーなお姫さま』と言う意味の『かんくや姫』と名付けられたのです。

その固有グラフィックの姫を、世のエルおじたちがほうってはおきません。
多くのエルおじたちがおじいさんの家にやって来ては、かんくや姫をチムメンにしたいと言いました。そしてその多くのおじたちの中でも特に熱心だったのが、次の五人の廃プレイヤーたちです。

彼らは名前を、
ゆうた
トンヌラ
クラウド
ああああ
スクルト先生

と、言いました。

みんなレベルがとても高く、そしてヒルズ民です。

「皆チムメンとしては申し分ないのだが」

選びかねたおじいさんは、かんくや姫に相談をしました。

「五人のお方はとりあえず全員ガッツリ貢いでくれそうじゃが、お前は、どのお方がいいのかね?」

するとかんくや姫は、こう答えました。

「今からわたくしの言う、世にもめずらしい宝物を探して持って来たお方のところへ行きたいと思います」

話を聞いたおじいさんは、五人のおじたちにかんくや姫の言葉を伝えました。

「かんくやは、こう申しております。
ゆうたどのには、レベル10でクァバルナ強を倒すと手に入る太陽の石を。
トンヌラどのには、呪文発動速度+21%の輝天のブーメランを。
クラウドどのには、異世界にあると言う勇者のつるぎ改を。
ああああどのには、ドラゴンボール(ナメック星製品)を。
スクルト先生どのには、提案適用権1回分を。
それぞれ、お持ちいただきたいと」

それを聞いた五人のおじたちは、思わず目を見張りました。

「出たよ、露骨な時間稼ぎか」
「このコンテンツ面白いと思ってる?トリなんとかより?」
「難易度選択実装して」
「りっきー?」

しかしそれらの宝物を持って行かないと、かんくや姫をチムメンにする事が出来ません。
そこで五人のおじたちは、それらの宝物を探すために帰って行きました。


続く
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