災厄の王討伐・リベンジ編(前)
前回災厄の王に敗北してから2週間が経過した。
その間私は災厄の王についてネチネチと恨みを持ち続け、
「まだその事恨んでるの?キモーイ!」
とクラスの中で笑いものにされていたのだった。
私は
「お前がやったことだろうが!それ言っていいのはお前じゃねーだろ!」
とか言い出して泥沼の口論に発展するのだがそれはもちろん嘘だ。
っていうかクラスってなんだよ。エスちゃん出席番号4番か。
出席番号順で授業中せんせーに当てられると不便だな!
それはさておき。
心当たりのあるフレは全員災厄の王をクリアしていたので、
私はきっちり決着をつけに野良で王に挑むことにした。
入ったパーティはパ魔僧僧。かなり堅い構成だ。
当初リーダーは同盟相手をオートで選ぼうとしていたのだが、私が
「オートで選ぼうとすると神の意思に反するので募集したほうがいいです」
と事実無根の情報を垂れ流したため募集して貰うこととなった。
(オートは前やったけどうまくひっかからなかった)
同盟相手はしばらくの後決定。
相手は戦パ僧僧だった。
しかし
「火が足りないんじゃないか?もっと燃やせよジョニー?」
との進言があったため、こちら側の僧侶のマイコォ(仮名)に
魔にチェンジしてもらうこととなった。
こちらの僧侶は私一人になるが後衛2人だし回復もそんな手間じゃないだろ…
と思っていたらこちらのマイコォ(仮)と戦士さんがチェンジされた。
(ほじぇええええええええええ!!!???)
あ・・・あかん、ガッツリ前衛はんふたりやん!面倒みきるんかワイが!
いや、道中の構成的にはそうなるんやろうけどな。
まあもたせたるしかないな・・・。
ちょっぴり過労ムードな私だったが、
「僧4?ねーよ普通は大体3だし2とかもあるっつーの」
という先人の言葉(幻聴)を思い出し、気を引き締めてかかることにした。
さて、災厄の王もしばらく行かないと思うので
ダイジェストで語っていた道中についても少し書いておこうと思う。
災厄の王までの道のりである「闇の溢る世界」は7階層のダンジョンである。
この間はちょー長く実にヒマなので毎回いつも適当にべらべらと喋っていた。
今回も例に漏れずそうである。だって、まんたんしかしないし!
【第1階層】
特になにもなし。第2階層から左と右でパーティが分散するので
お箸を持つ方かお茶碗を持つ方かどちらがいいかを聞き始める。
あと左利きは勘弁な!と言っておく。
そしたらフォーク持つ方とか言われた。
フォークて・・・左だったり右だったりするぞ・・・。
結局左で、と言われた。
にぽんごむずかしーね!
【第2階層】
モンスターが出始める。
「グッドラック」と言いつつ同盟パーティと別れる。
ゾンビ系の敵が多くゲ○を吐くためコートが汚れる。とにかくバッチい。
前衛の皆さんに
「私のコートが!よごれるから!近づけんな!」
と懇願するが毎回スルーされる。ひどい話だ。
【第3階層】
モンスターの数が十数匹まで激増している。
ついでにジャミラスまで出現する。
右側の道は崖になっているため、戻ることが出来ない。
ゆえにモンスターを逃すと回り道して戻らなければならない。
今回そうなってわざわざ下ってきた道を戻りながら敵を探すことになった。
『おいてめぇら!罰としてグラウンド1週だ!』
「す、すみませんでしたァ!」
『言っとくがな!私は一番体力が低いんだぞ!』
先頭を爆走していたが。
みんなダルそうに走っていた。
「おれ・・・明日からタバコやめるわ・・・」
『私もコーヒー牛乳やめます』
「それ関係ないんじゃあ・・・」
割と話題が出来たのかパーティ内の雰囲気は良くなった。
ギャグキャラもたまには悪くない。
いや、一応本当の話ですよ?
後半に続く。