アストルティアの乱戦は、ピラミッドくらいしか経験がない。
今では楽しいと思える戦闘も、当時は無茶なものだと感じていた。
この頃、誘われて共に赴く常闇の聖戦では当方4名に相手が1名の
ドラゴンクエスト王道の最終戦闘態勢ということで。
拮抗しつつも相手が少し強い。そしてそれを連携で破るといった
バランスが私は好みで、そういう状況を今では経験することは少ない。
自分の力が誰かにとって必要で、自分にとって誰かが必要でありたいと。
かつて私が旅した世界で「幽玄の好敵手」というクエストがあった。
2010/12/09に配信されたクエストで、今からもう6年前ともなれば
遥か昔のように思い出される。
以前に倒した敵が冥府から蘇り、その敵たちと再度戦うというGR26以上の
クエストで、当時はとんでもない難易度だった記憶がある。
少しでも油断していると一瞬でPTが崩壊する、そういう緊張感があった。
杖で行くと厳しい戦いを強いられるけれど、私は常に杖一本で挑んだ。
ボスを相手に隔離する戦法を「釣る」と言って、仲間に大型モンスターと
雑魚を倒してもらうまで完全隔離するのが重要なポイントで、
「釣り」ができる安定の職は弓だと相場が決まっていた。
そこを杖で釣るのだから、タゲが安定しないので(仲間が高DPSを出すと
タゲが移行してしまう)知力の全てを振り絞って釣っていた覚えがある。
軍師ベルシタンにソウルゲイン、司祭レダムに戦神の加護とマジックハイド、
そして太陽王アドルメアでは、グラン・ギガース×2、シャドウナイト、
シャドウソルジャー、シャドウストーカー、シャドウマジシャン。
ここで太陽王を完封して初めて完全勝利。
おそらくあの当時で、杖でそれができていた人は少なかったように思われる。
(そもそもそんな無謀なことをしようとしていた人はいなかった筈)
カンタラベの錬鉄で破滅シリーズの武器。
カンタラベの真鋼でそれぞれその上位となる
片手剣 ヴァジュラ
両手剣 アパラージタ
両手斧 ジャガンナート
槍 トリシューラ
弓 ガーンデーヴァ
杖 ヴェーダ
といった装備の素材が手に入った。
初日でヴェーダを完成させたのが懐かしい。
また、幽玄に通っていた強者たちとの出会いも財産になった。
今ではもうそうした気力もなく惰眠を貪るようになってしまっているが、
心ある友人がそんな私を何かと気にかけて下さることが嬉しい。
太陽王を完封していた時の気概と実力は、本当に私のものだったのか。
闇王と対峙するたび幽玄の好敵手を思い、
今では追憶の彼方に、憧憬とともに過去を見つめている。