その昔、着回しが効く装備といえば”まほうのよろい”でした。
50装備がまだまだ高嶺の花だった時代、悪くない性能と6つもの職で装備できる便利さと35装備のお手頃感で大流行しました。
アストルティアのどこに行っても紫色の鎧に身を固めた人たちの姿を見ることができました。
あまりに数が多いのでなにかの秘密結社の構成員かと思ったものです。
私も一式欲しいなーと思っていたのですが、あまりに巷にあふれているのと色とデザインがなんとなく悪役っぽいので二の足を踏んでいました。
性能的には文句なしだったのですけど。
そんな時飛び込んできたニュースは装備がドレスアップできるようになるよ、というものでした。
見た目だけがネックだったまほうのよろいのその外見を変えられるとあって私もついにまほよろデビューを決心しました。
私にとって初めてのドレスアップがこのまほうのよろいでした。
当時はまだ染色はできず、同じ職業で着られるレベルのものしか被せられないという制約がありました。
デザインはいいけど合わせてみると色が気持ち悪いとか、職業の違うのを乗せるために皮の鎧を挟んでみようとか。
いろいろない頭をひねってパズルでも解くかのような感じで作ったのがこのコーディネートでした。
深刻なスカート不足の中、一番それっぽく見えたうろこのよろい下に何を合わせたらかわいく見えるのかしらと四苦八苦した結果です。

僧侶が本職で基本後衛体質な私。
戦士パラディンあたりは50レベルからいっこうに上がる気配もなく装備を新調する機会もないままバージョン2.3を迎えました。
ですが先日のパラディンに続いて戦士もとうとう80レベル、カンストです。
本職ではないのであくまで安物ですが後継装備として凱歌一式も購入しました。
そう、まほうのよろいを卒業する時が来たのです。
もう着ることもないと思うとすこし寂しくはありますが、笑ってお別れしたいと思います。
さようなら、まほうのよろい。
ありがとう、まほうのよろい。