テロぼくめつの冒険日誌

（以下バージョン6.5前期までのネタバレがあります。） 



キャル（クエスト604「けがされた扇」）
「どいつも　こいつも　アタイのことを
　無視しやがるから　クサクサしてたんだ。」

天使長ミトラー（バージョン6.3）
「……ハハハッ　いいね。
　やはり　気分がクサクサしたときには
　コイツを　転がすに限る。」

気分が怒りや憂うつなどのマイナスの状態を「クサクサ」と表現しますが、
キャルも天使長も気分がよくない状態のようです。
キャルはデスマスター職業クエスト第1話に登場するオーガの霊です。

共時性の話からそれますが、疑問なのは、ミトラーが「やはり」と言ったことです。
「やはり」は、発話者の中にある、確認済みの情報を根拠に、以下の情報をくり返し述べることを意味しますが、なぜ「やはり」をこのタイミングで用いたのか。
ミトラーは過去にバイクのような乗り物に乗った経験があるんでしょうか。



？？？（ユーライザ）（バージョン1）
「今こそ　チカラを貸しましょう！
　私の創りだせし　光輪の上を
　戦いの場としなさい！」

光の胡蝶（女神ルティアナ）（バージョン5.5）
「……ここに　魔瘴を放出する　魔瘴魂が
　潜りこんでいるようだ。我が　戦いの場を
　創りだすゆえ　魔瘴魂を排除してほしい。」

「戦いの場」を創る点や言葉遣いが共通しています。
ルティアナは魔瘴魂の概念を持っています。神話時代にもあったんでしょうか？



ファビエル（破界篇　クエスト636「世界を肯定する者」）
「ご存じでしょうが　この偽りの世界は
　創造主も消え　未完成の場所も多い……。
　存在そのものが　きわめて　不安定なのです。」

エルドナ神（クエスト737「立ちはだかる壁」）
「この人形は　私が作ったのだけど
　実体が希薄で　私のそばから離れると
　存在が　不安定になってしまうの。」

双方の「存在」は「偽りの世界の存在」「人形の存在」という違いはありますが、
3行目の「存在」「不安定」という言葉の組み合わせに既視感を覚えます。
現代の天使ファビエルと、神話時代のエルドナ神は接点がありません。



意味のある偶然の一致（共時性）について（８）へ続きます。