テロぼくめつの冒険日誌

（以下バージョン6.5後期までのネタバレがあります。）



バージョン6.5後期クリア後のクエスト760「死へと導く獣の伝承」。
神話時代にデンデロベーとモーモリーナは下界に降りて「地上の森」を散歩中に黄金の果実を発見し、持ち帰って食べて、
気がついたら「目の前に　半壊したフォーリオンと　怒り心頭で　真っ赤になったナドラガ様の顔が　あったのさ」（デンデロベー）。
「地上の森」が神話時代のいつ頃のものかは描かれていませんが、バージョン6.4でエルドナ神に食べさせた黄金の果実と同じ効果があるもののようで、
実を食べることで神気を増大させることができたものの、フォーリオンを半壊した際の記憶は全く残っていないそうです。
このふたりの破壊行為が「大崩壊」として現代に伝わった可能性はあるのでしょうか。
しかしそれでも疑問が残るのは、ふたりが「赤い霧」を発生させたり、これを噴出する鉱石を設置することは可能だったのかというと、違うのではないかと思います。
憶測になってしまいますが、ギガ化して現代の主人公と戦ったふたりは、特技として赤い霧のようなものは一切使いませんでしたし、ルティアナがふたりを創ったのは神化の光炉のカギを預けておくためで、赤い霧を発生させる特技を仕込ませたとは考えにくいです。
気になったのは、魔眼の月にあった「来光筒」で、ここから放たれる光をジア・ネブラは「ジア・クト以外には猛毒だ」と言っていました。
霧と光という違いはあるものの、もし6.2のヘルヴェルが言ったように赤い霧がジア・クトによるものなら、いずれも人体に対し猛毒であるという共通点はあります。
このふたつに関係はあるのでしょうか。

（憶測ですが、来光筒の光は緑色、赤い霧は赤色で、デンデロベー（緑）やモーモリーナ（赤）と色が同じ組み合わせであるのは気になりました。
討伐モンスターリストの、ピンクモーモンのまめちしきには、血を吸うと毛の色が鮮やかになるという主旨で書かれています。ピンクではあるものの、血の色なので「赤」とも言えると思います。
また、天使長の赤いサングラスもかけています。赤と緑の関係については、日誌「プクラスの謎」に私見を書いてあります。）

神話時代に黄金の果実を食べたモーモリーナの感想は「甘くてジューシーで美味だったわ！」。
これは、6.4のエルドナ神が2個目の実を食べた感想と同じもので、1個目ではとてもすっぱそうな顔をしながら
「し…舌がしびれまふ……。神気ってオトナの味ですわね……」でした。
モーモリーナたちは既に1個食べたことがあったのか、それともルティアナに創られた時点でエルドナ神より大人だったのか、定かではありません。



以上より、「大崩壊」について、情報不足・論理の飛躍込みでバージョン6クリア時点での推測を書くと、

「いにしえの大崩壊」（6.3天使長・6.4テトラル）＝とこしえのゆりかごでの、結晶化による生物の根絶やし
「大崩壊」（6.0ユーライザ）＝神話時代のアストルティアでの、デンデロベーとモーモリーナによる古フォーリオンの半壊＋その後にジア・クトが赤い霧を発生させた？


なお、ここまで登場した、過去の時間を表す表現を整理すると以下の通りです。

とこしえのゆりかご時代
「いにしえ」（6.3天使長・6.4テトラル）
「かつて」（6.4テトラル）

デンデロベーらが古フォーリオンを半壊（クエスト760）
「神話の時代」（クエスト760デンデロベー）
「ずっと昔」（クエスト760デンデロベー）

大崩壊前の神代の遺構
「ずっと昔」（6.0ユーライザ）

赤い霧が発生し、現代まで継続した年数
「数万年もの時」（6.2ヘルヴェル）

神代の遺構を「放棄」
「大昔」（6.0アシュレイ）

神代の遺構を「放棄」する前後を漠然と表現
「かつて」（6.0ユーライザ・6.2ヘルヴェル）

神代の遺構を「閉鎖」
「かつて」（クエスト715バルスデーン・ゾーフィア）
「かなり古い時代」（クエスト715ゾーフィア）
「当時」（クエスト715ゾーフィア）


クエスト763でテッテが「ここ数万年で　いっちばん　うれしいんだけど！」と言うことから、
とこしえのゆりかごが結晶化で滅ぼされたのはこの「数万年」前のことかも知れません。



ユーライザの謎（５）へ続きます。