テロぼくめつの冒険日誌

（以下バージョン6.5後期までのネタバレがあります。）


ＡさんとＢさんが、双方面識がなかったり、事前に打ち合わせたわけでもないのに、
同じような言葉を発したり、同じような行動を取ったりして、不思議な思いに駆られることがあります。
ここから、バージョン6.5後期で見かけた意味のある偶然の一致（共時性）について見ていきます。


「死滅の極光」（破界篇 第6話）

「滅浄の大光」（バージョン6.5）

「　滅の　光」
「滅　の　光」

偽りの世界や真の世界を丸ごと破滅に追い込む光の名前がだいぶ似ています。


ファビエル（破界篇 第6話）
「世界の何割かは失われるでしょうね。」

フォステイル（バージョン6.5後期）
「大陸ひとつ焼き尽くしかねないね。」

偽世界やアストルティアが損失される規模が示され、終助詞「ね」が一致しています。


護りの盾アンルシアは「破壊を止める盾となれッ！」と秘石に念じ、仮死状態になります。
ドルタムは自身の盾を使って魔眼の月の大きな残骸を防ぎ切り、命果てます。
破界篇とバージョン6.5後期で共時性が続いたのはなぜでしょうか。


バージョン6.5後期ストーリーの最後あたりで、
モーモリーナはデンデロベーを「くさった死体」と煽りますが、
クエスト758「理不尽な研究に捧ぐ」の天使ストレイールも「くさった死体」と口にします。
ストレイールは、モザイク画の周囲での天使たちの集まりには不参加で、モーモリーナの「くさった死体」の発言を知らないので、「意味のある偶然の一致」のようです。
ただ、今までと少し違うのは、天星郷の中という距離的に近い位置関係で、おおむね同時間帯に、意味のある偶然の一致が次々と起こるのです。
こうしたケースは今までのバージョンにはなかった共時性の出方です。


バージョン2のベルムドも、6.5後期のラダ・ガートも、他者から剣を首に突きつけられ脅迫されます。
どちらもワシ鼻？


メギストリスのDQXショップ店員ガジュマ（クエスト753「配達！異世界のお客さま」）
「うおおおおおおん！」

シシカバブ（バージョン5.0）
「うぉおおん　うぉおおん……ユシュカァ！
　オデは　お前を　カン違いしてたど！」

アラクレス（クエスト759「スカーレット★レジェンド」）
「くそっ　くそっ　くそっ！！
　うおおぉぉぉーーーーん！！！」

いずれも泣き声で、体がごついです。


モーモリーナ（クエスト759「スカーレット★レジェンド」）
「…………ツンツンの　ツーン！」

スラピー（クエスト761「とある天使の罪と罰」）
「つんつんつ〜ん！
　スラピーは　おこっています！」

怒り方がツンツンしていて、体の色がどちらもピンク色であるという。
同じ天星郷内での共時性の例です。


ストレイール（クエスト758「理不尽な研究に捧ぐ」）
「前世の俺が何かをしでかした罰か？」

スープル（クエスト761「とある天使の罪と罰」）
「カンティスってスライムが大好きなんだよ。
　前世からの因縁でもあるんじゃってくらいに。」

いずれも現代のキャラクターの立場や気持ちのありかたが、前世に根拠が求められています。


メレアーデ
「しっかりしなさい　クオード！
　皆が見ている。王なら　民の前で
　ヒザを屈する姿を　見せてはいけない！」

大魔王ユシュカ
「大魔王はッ！　決して　ひざを屈しない！！
　大魔王は　誰にも　負けないんだッ！！」

戦務室の天使アルケーン
「ここで　ひざを屈しては　転生の園に
　還っていった　祖先の魂に　申し訳が立たぬ。」

バージョン4から6まで3バージョン続いてひざを屈するのはいけないことだと言われています。
3者とも全く面識はなく、意味のある偶然の一致のようです。



ジア・メルド・ゲノス
「余の念晶体はここで滅ぶが……フム！
　存外　再会の時は　近いかもしれんぞ！」

メドナム
「フム。お前さんの　気が変わって
　神化を望むようになれば　いいんだがな。
　この件に関しちゃ　死んでからでも遅くないぜ。」

発言者の中で何かしらの確認が取れて納得いく様子が「フム」という感動詞で述べられています。



意味のある偶然の一致（共時性）について（９）へ続きます。