テロぼくめつの冒険日誌

（以下バージョン7.3までとドラクエ9のネタバレがあります。）


　 誓約の園の入口にある像。マップの移動できる範囲の都合で正面からは写せないみたいでした。
これと同じと思しき像が、魔界のリンベリィが住むベラストル家の大広間にもあります。


　
異界の闘技場。マップの周囲に同じ像が並んでいます。
異界の闘技場と異界アスタルジアは、異界アスタルジア最奥の幽霊によると、数万年前のゼニアスでジア・クトに魔眼の月へと捕獲された何者か（ガナサダイ？）の思念が、念晶巨人がアストルティアから吸い上げた創生のチカラを利用して作り上げた世界だそうです。
異界の闘技場は最近できたものにしろ、その起源は数万年前のものであり、ベラストル家のものよりはるかに昔のものです。
では、異界の闘技場の像と誓約の園の像。時間的にはどういう関係があるんでしょうか。
また、バージョン7.1で誓約の園に到達した時点でこの像は既に誓約の園にありました。
見た目の物騒な像をマギエルやプクフルは気付かずにそのままにしていたのか。
そもそもガナン帝国由来の可能性が否定できない像がなぜ誓約の園に紛れ込んでいるのか。
この像の設置に女神ゼネシアは絡んでいるのかどうか。
この像を介しての、ガナン帝国とゼニアスの神々との関係は一体どうなっているのか。


　
異界アスタルジア深部。非常に見づらい写真で申し訳ないのですが、
右上と左上の、縦に4本光っている模様の間に、ガーゴイル像2体の翼がわずかに写っているようです。
ドラクエ9でこの部屋に相当するガナン帝国城4階。暗黒皇帝ガナサダイの左右に、ここのものとは翼の形がやや異なるガーゴイルのような像があります。
当時のハードが DS であったことや、デザイナーによる像のデザインの変化があったとすれば、異界の闘技場・誓約の園・ベラストル家の像と同じ像の可能性は残りそうです。


　
また、バージョン5.5の滅星の邪園にあるエレベーターの模様。
これとかなり似た模様が、ドラクエ9のカデスの牢獄やガナン帝国城地下で、まゆのようなものに閉じ込められ天使のチカラを吸われていた天使たちの真下の地面に描かれていました。
こちらは時系列的にはガナン帝国が先で、その後にジャゴヌバ（ジア・クト念晶体）でしょうか。
しかし謎なのは、ジア・クト念晶体がゼニアスを襲撃する前の時点、つまりドラクエ9の世界の時代に、滅星の邪園のエレベーターの模様と類似した模様がなぜガナン帝国領にあったのか。
天使から天使のチカラを吸い出すのにこの模様はどういう働きをしていたのか。
ジア・クトはガナン帝国が完全に滅亡する前に既にどこかのタイミングでガナサダイらに接触していたのかどうか。

日誌「エルシオン学院の謎（２）」で触れた、ドラクエ9のクエスト046「お受験に協力」で、ベクセリアで「変なマークが描かれた古文書」というテキストが出てきていました。
ハードが DS だったからなのか、具体的なマークはこの時点では見ることができませんでした。
ただ、この続きのクエスト141「ベクセリアのなぞ」で、ベクセリアは元々ガナン帝国の前身であるガナン王国であったことがわかることから、
もし王国が帝国に変わってもマークに変わりがなければ、ドラクエ9のクエスト046にあったマークとは、

・ガーゴイル像の下の土台の側面に描かれている模様
・滅星の邪園のエレベーターの模様
・異界の闘技場や異界アスタルジア深部の床や柱に描かれている模様

あたりのいずれかという可能性はあるでしょうか。
このあたりもさらなる解明が待たれます。

ドラクエ10に話を戻すと、

・ガナン帝国
・ジア・クト念晶体とジャゴヌバ
・女神ゼネシア
・誓約の園の登場キャラ（マギエル・プクフル・昔ここにいた神々）

これらがどういう関係になっているのか。ここからさらに関係が明確になっていくことが期待されます。



おわり