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あらくれ毛玉男子

テロぼくめつ

[テロぼくめつ]

キャラID
: KQ311-282
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 竜術士
レベル
: 131

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テロぼくめつの冒険日誌

2026-03-24 04:32:05.0 2026-03-24 05:46:13.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

『ドラゴンクエストXオンライン 小説集』について考える(4)【『小説集』とVer7.6(前期)までのネタバレあり】

(以下『小説集』とバージョン7.6(前期)までのネタバレがあります。)



日誌(3)に引き続いて『小説集』の「フウキ委員、同窓会を開催せよ!」について、
この話と関連すると思われるアスフェルド学園のストーリー終盤のラピスを見ていきます。


学園第11話でもラピスは気になることを言っています。

ラピス
「……わたしも オトコになる!」

メルジオル
「お前は おなごじゃろ!!」

現実世界の錬金術では男性と女性の融合(両性具有)により「石」が獲得できるという考え方があり、
ここも「ラピス(石)」を賢者の石と仮定すると、〝女性が男性にもなる〟ことを宣言するのはただの一発ギャグではなく錬金術的な意味合いがあるという可能性は残ると思います。


第12話で学園の記念碑(噴水と8の字ウェーブがかっているもの)の、ペンと剣が赤と緑に、8の字ウェーブが青に染まりますが、
ポルテ(赤髪)・原初ポルテ(緑髪)・創絶を招くもの(青肌)と色が共通していますが関連は不明です。
現実世界の錬金術では、『聖三位一体の書』という中世末期のドイツの錬金術書に、
両性具有者が「赤」の短いスカートと「緑」「青」の翼のようなものを広げながら、竜の背に乗る絵が載っています。
絵は、八坂書房の『立昇る曙』p.163や、ネット上では下記のurlのPage188-189でも見れます。
https://digitalcollections.universiteitleiden.nl/view/item/1521895#page/188/
同じくフェルディナクの書という予言書も赤緑青で着色され、さらに金も見られます。
書が1枚絵のものでしか見られないため確たることは言えないのですが、この金は角度を変えて見ると銀に見える仕組みになっている可能性はあるでしょうか。
もしそうなら、金にも銀にも見えるという色塗りは上述の両性具有の象徴という可能性もありそうですが、ここははっきりしません。
ちなみに、記念碑の8の字ウェーブは〝永遠〟の象徴でしょうか。
アスバルのマントの絵柄やゼニスの封宮などにも似たものがあります。



第11話。

ラピス
「……解錠せよ!
 解錠せよッ!」

メルジオル
「シュメリアが あの 決めゼリフを
 言わなかったことに対し ラピスは
 ことのほか いきどおっているようじゃ。」

ラピスは、シュメリアが決めゼリフを言わなかったことに腹を立てるのですが、なぜだったんでしょうか。
第12話でミランが、フェルディナクの書のなぞなぞのような予言を、〝メンバーがたびたび抜けることでフウキの関係が壊れかける→結束が強くなる〟と解釈します。
もしここも錬金術の「反転」(「溶解」と「凝固」をくり返すこと)のたとえなら、
アイゼルが言う「封印事件を解決して この学園を元通りにする」は「凝固」、「解錠」は「溶解」と仮定すると、
反転をし続けることで事件が解決可能なのに、その音頭をシュメリアが取らなかったのでラピスは怒ったという可能性はあるでしょうか。


なお、上記のような仮定や解釈の仕方をこじつけや適当な思い付きと思われても仕方ないのですが、
ただ、中世(幅は広いですが)ヨーロッパの文学作品で錬金術を取り入れているものに対し解説がされているものを読むと、
どこがどう錬金術の比喩や象徴になっているかが解説者により推測込みで述べられているものが少なからずありました。
作品は、作者がどういう想定で執筆したかよりも、読み手がどう解釈できるかが大事だと思います。
解答のない問いを読み手が設定し、解答例を考えてみるというのが作品を読む醍醐味だと考えます。



おわり
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