(以下バージョン7.6(後期)までのネタバレがあります。)
バージョン7は錬金術と思われる表現が多く、あと2、3ほど書きたいことがあります。
そのひとつが今回の日誌で書く五種族・竜族・天使に関してで、錬金術的な視点で書けることがないか考えてみます。
バージョン3.5でナドラガ神は、空の民である竜族こそが地上の民(五種族+人間)を統べなければならないと宣言しました。
その理由を「強き者が 弱き者を統べる。それが ゆらぐことなき 世の理なのだから。」と説明します。
ドラクエ春祭り2026拾遺譚でエステラが、竜族の服はかつてのナドラガンドの空色を表していると話していました。
現実世界の錬金術で「空色」は第五元素(創生のチカラに似たもの)を意味することがありますが、
天星郷の便せんクエスト688でも、フォーリオンの空色を便せんにしたいと便せん屋から説明を受けていました。
バージョン7.1終盤で天使は創生のチカラそのものであるとわかりますが、
すると、天使や創生のチカラの象徴として天星郷の空色の便せんが作られた可能性は残ると思います。
竜族も天使も創生のチカラを表しているようですが、ただ、ナドラガ神は他種族の統合という役割を竜族に見出しているようで、空色(創生のチカラ)を統合の象徴と推測すると、
では同じ創生のチカラを象徴すると思しき天星郷の天使はどうなのかというと、
バージョン7終了時点では天使が竜族や地上の民を統べるなどといった話は表面上はありませんでした。
ただ、深淵の咎人たちのクエスト702で妄執のグリンデア(恐らく元は天使)が光の神殿の神々に抗議に行くという話はありました。
咎人たちはどうも神々や人間を憎んでいたようです。
日誌「正多面体と正多角形について(1)」で以下のように書いていました。
角が上向きの三角形は「火」、これに横棒が一本入ると「風」を表すのですが、この横棒には火が無限に上昇するのを抑えるニュアンスがあるとする説があります。
角が下向きの三角形は「水」、これに横棒が一本入ると「土」を表しますが、この横棒には水の落下を止めて固まるようなニュアンスがあるという説があります
。
そして、上向きの三角形と下向きの三角形を重ね合わせると6つの角を持った六芒星になり、この内側に「正六角形」が作られます。
この正六角形を「第五元素」の象徴とする説もあります。
「第五元素」とは、四大元素(火・水・風・土)に含まれる構成要素のひとつです。
六芒星の内側にある第五元素は、対立し合う四大元素を調和させ取りまとめる「精髄」の役割を果たしているという説もあります。
もし、竜族(創生のチカラ)とすると、オーガ(炎)・ウェディ(水)・エルフ(風)・ドワーフ(土)という四大を統べる、
正六角形としての創生のチカラを象徴的に表現している可能性は残ると思います。
ちなみに、竜族ではなく竜の話になるのですが、
バージョン6.4でレクタリスが海を割り先へ進むと暁天竜ランビリズマという竜がいて、
レクタリスによると創生のチカラの偏りによって生まれた凶暴なドラゴンだそうです。
しかし、なぜここで竜である必要があったのでしょうか。
海が払われた陸地には六角形の岩状の地形が連なったものが見られ、いわゆる柱状節理ですが、
もしかするとこのゲームでは六角形という形状が創生のチカラを暗示している可能性はあるでしょうか。
六角形の柱状節理は魔界のデモンマウンテンやゼニアスのハディン地下洞くつでも見られました。
アスフェルド学園のラピスは大魔法使いになって保護者のメルジオルをドラゴンにすると言いました。
創生のチカラにより生命を創りだす行為を錬金術と言うのなら、錬金術の象徴である竜が各所で現れるのは妥当とも思えるのですが確証はありません。
なお、バージョン7.6の創絶の崩界竜に至っては創生のチカラではなく創失の呪いによって創られているようでした。
各ゲーム誌のバージョン8の紹介画像によると「古代ウロボア文明」という言葉が見られ、
錬金術の竜の象徴である「ウロボロス」に似たネーミングですが、関連の有無は不明です。
また、「ウルベア」が「ウロボロス」由来なのかも不明です。
五種族・竜族・天使を妄想気味に考える(2)へ続きます。