(以下バージョン7.6(後期)までのネタバレがあります。)
日誌(1)では、竜族と天使が創生のチカラを象徴している可能性について妄想気味に書きました。
すると謎が残るのがプクリポ(花)です。
クエスト846によると、アストルティアのプクリポは、ゼニアスのプクフルがモデルとの話ですが、
「花」とは四大元素ではないとしたら一体何を意味するのでしょうか。
日誌「プクフルとヌカールの謎」で触れたように、プクフルは錬金術に関与している可能性は一応残っていると思います。
アルファベータブックスの『錬金術のイメージ・シンボル事典』p.137-139によると
「花」は、錬金操作の昇華により獲得される魂(物質の形相)または哲学者の石の象徴だそうです。
「花」をたとえに使う理由は、成長する有機物としての植物と、錬金術の作業の進行過程とが、似ているからのようです。
思えば、光の神殿の神々の間に通じる旅の扉の下や、源世庫パニガルムの床には植物のような模様が描かれていたり、
クエスト829「散る花 咲く花」ではルティアナからゼネシアへ花が手向けられました。
拾遺譚ではあどけなさの残る女神ルティアナがゼネシアの部屋へ忍び込み殺風景な部屋に花を飾りつけようかと思案していましたが、
この当時のルティアナは独りぼっちのプクフルに仲間を創生することはできなかったそうです。
その後成長してゼニアスを旅立ち、アストルティアを創世し、生命を創るという究極の錬金術を行うことができるようになったと思しきルティアナにとって、
植物とは、部屋を飾る生命体というだけではなく、錬金術の各作業やその過程の象徴にもなっていた可能性は残ると思われます。
バージョン4.4のアルウェーンの町ではプクリポたちは、まるで錬金術で用いるフラスコのような形をした中央塔の中で生体エネルギーを吸われていましたが、
現実世界の錬金術で「花」から「精気」「第五元素」を抽出するのによく似ているようにも見えました。
では、プクリポは「花」によって、竜族や天使のように創生のチカラを象徴している可能性はあるのかどうか。
その場合、竜族や天使との兼ね合いはどうなっているのか。
プクリポの模倣の元であるプクフルの出自はどうなっていて、錬金術に関係はあるのかどうか。
現時点で答えは出そうになく、今回の日誌では疑問点の整理にとどまってしまいます。
しかし謎なのは、ナドラガ(バージョン3.5・7.2)もルティアナ(バージョン5.5)もなぜか天星郷とその天使たちについて一切触れなかったことです。
レクタリス(バージョン6.4)は「とこしえのゆりかご」という言葉を出し、女神ルティアナや幼いエルドナ神は旧き世の最後の天使とまで言っていたにもかかわらず、
バージョン7の世界で出会った守護天使たちやプクフルからはレクタリスの話が出てきませんでした。
アストルティアのグランゼニス神(バージョン7)も新たな英雄神たちを率いて創絶を招くものに立ち向かいましたが、天使や天星郷について語ることはありませんでした。
クエスト800で光の神殿でエルドナ神は、天星郷にある天の箱舟で新たな神々の座へ到達できると言うのですが、
しかし種族神たちは天星郷や天使についてそれ以上深く踏み込むことはありませんでした。
次の日誌「名付けについて妄想気味に考える」では天使についてもう少し妄想してみたいと考えています。
なお、日誌(1)の最初の方に書いた「空色」の補足になるのですが、
空色の服を着せることは、現実世界の錬金術では「投入」「染色」の意味を持つことがあるそうです。
「投入」は、バージョン4.0の命の石の投入とバージョン6.0の魂の燭台の投入が出ていますが、竜族との関連の有無は不明です。
おわり