(以下バージョン7.6(後期)までのネタバレがあります。)
以下は扉に関する余談です。獅子門も扉の付いた門ですが、
よく見ると白い部分に目のようなものが複数描かれています。
左右対称の形でこちらをにらんでいるかのようですが、これも〝仕込まれた絵〟なのか、それとも門ゆえに錬金術に関係する目なのか。
ダニエル・ストルキウス著の『ヘルメス学の庭園』(The Hermetic Garden of Daniel Stolcius で検索すれば無料で読めるサイトがあります)のエンブレム28には、空・海・大地・雲・太陽・月などに目が描かれた絵があり、
「石ころ(第一質料)は至るところにある」と目の説明がされています。
白水社の『ヘルメス叢書5 闇よりおのずからほとばしる光』p.228の同じ絵に対する解説によると、「(第一)質料は貧者も富者も同じくそれを所有し得る」とあります。
先日のエイプリルフールイベントで出てきた「石ころ」と役割が似ているようで、
〝身近な場所にあるにも関わらず、錬金術の視点が欠けているために気付くことができないもの〟というニュアンスがありました。
「目」にどういう意味があるのか、獅子門は錬金術と関連があるのかどうかも解明が待たれます。
目は描かれていないものの、銀の丘の不思議な扉の、中の空間は錬金術師である兄弟姉妹が用意した可能性は残っています(拾遺譚2021「銀の丘奇譚」)。
扉の製作者はどうなっているんでしょうか。
もしこの扉の向こうが錬金術に関わっているとしたら、
フォステイルはこの空間を利用して様々な時代へ時間跳躍していたようで、
「錬金術」と「時間」の関係はどうなっているのかも非常に気になるところです。
おわり