勇者が盟友と共に魔王を倒した。
そのニュースは瞬く間に世界へ広がり
やがて訪れるであろう平和な未来に誰もが期待に胸を膨らませていた。
ところが、モンスターの被害は減らず
国は討伐隊員を派遣して冒険者に協力を要請したが
被害は減るどころか逆に増える一方であった―――
「そこでよ あなたには『DWK48』なる組織を探してもらいたいの」
突然の発言にわたしは目を丸くした。
流行病で亡くなってしまったガタラ町長の代わりを勤めようと
常に一生懸命な姿勢は皆にも評価されている人物ではあるが
空回りしてしまうのが玉にキズだ。
『DWK48』という単語はわたしもよく知っている。
1000年前、不死の魔王が存在していた時代。
魔王の配下である魔軍12将討伐のため48人のドワ子で構成された特殊部隊だ。
その活躍はすさまじく、伝記や英雄譚には必ずといっていいほどその名が出てくる。
最近ではその名にちなんだ『DWK☆48』というアイドルグループがグレンで活躍しているとか・・・
話がそれた つまりなにが言いたいのかというと
「そんなのもうこの時代にいるわけないですよっ!」
結局、当てもなく街をふらふらとすることになってしまった。
あの人は言い出したら止まらないからなぁ
酒場で適当に時間を潰してからダメでしたと報告でもしようかしら
だけどあの人の気持ちは分からなくもない。
モンスターの被害にとどまらず、各地で起きている魔瘴の漏れや光の河からの異形の出現
さらには各国要人の誘拐事件などもまことしやかに囁かれている。
本当に平和は訪れるのだろうか・・・
もう伝説に縋る道しか残されていないのか・・・
飲みすぎね、そろそろ帰ろうかs「ちょっとちょっと!なに辛気臭い顔してるのー?」
・・・誰?
「お酒は楽しく飲むものだよ!いや、飲むだけで楽しくなっちゃうのがお酒!って聞いてるの?」
えと・・・
「あ、ごめんね。わたしはぐだ あなたがあんまりにも暗い顔してるから気になっちゃってね~
ほらほら、乾杯しましょ ひとりで飲んでても退屈でしょ?」
「う、うん・・・」
なぜわたしは応じてしまったのだろう
なぜわたしはその場で帰らなかったのだろう
そうしていれば明日からまたいつもの生活が始まっていただろうに
これが、この人懐っこいドワ子 ぐだ との私の人生を大きく変える運命の出会いだった。
~次回予告~
神話が再び始まろうとしていた。
「わたしはアイリン 『DWK48』が1人 下克上の№8=レヴォルツィオーン・アイリンよ」
自らの記憶を封印していたぐだ。
「わたしをその名で呼ぶなぁぁぁぁ!」
その身体から発せられる闘気はまるで炎、空へ舞い上がる不死鳥のようだった
「深紅に染まれ! 奥義 不死鳥天舞!」
暗躍する影
「あなたまさか・・・『始まりの7人』のうちの1人 プロフェッサー=イデーア!?」
48の運命が集いし刻、世界は新たな幕を開け―――ません!!!
こんばんは、ぐだです。
今年で総選挙は5回目!はやいですね~
3回から参戦していますが今年は新規参戦が多くて日誌を読むのが楽しいです!
だけど、わたしも負けてられませんよ!?
ではでは自己紹介から
ここまで読んでくれた愚かm・・・ゲフンゲフン聡明なるニッシャーならもうお分かりかと思いますが、
わたしは中二が大好きです!
とくに必殺技というジャンルは大好物でございます。
自分で勝手に名前をつけた技を白チャットで叫びながらギガブレイクしたり?
永い詠唱の果てにメラガイアーをぶっ放したりとか・・・
あぁ~ん!そんな白い目で見ないでぇ!!
わたしがセンターになった暁には
『ボクの考えたカッコイイ技(詠唱)』を定期公演中にみんなで叫んでワイワイやりたいです!
世界を中二に染めてやろうぞふははははは な方がいたら応援してくれても別に嬉しくなんかないんだからねっ!
ここまで読んでくれてありがとう!
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