どうも、私事のハードラックが一山越えたラピートです。
そんな間に、熊本では地震が起こるし神戸では橋桁が落ちるし、大変な事になっています。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
さて、相変わらずアストルティアでの活動は非常に限定的なものとなっている私ですが、外界においてこんなまとめがありました。
「なぜクラシック音楽の人口が減り続け、今も激減しているのか」をとてもわかりやすく説明→分かり易すぎると話題に
http://togetter.com/li/965444
オーケストラと日本料理とを結び付ける事には色々と無理な部分もあるとは思いますが、まあまあ分かる話ではあります。
で、私が気になったのが、この記述です。
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ゲーム音楽を演奏する交響楽団をクラシック評論家はこう評した。
「高級ワインでサングリアを作る愚行」
大勢に愛飲されるサングリアと棚に飾ってあるだけの高級ワイン、どちらが業界に対して貢献すると思っているのやら。
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このクラシック評論家によれば、我々は毎日アストルティアで高級ワイン製のサングリアを飲んでいる事になります。
実に贅沢ですね。
……という茶々はさておき。
アストルティアにいるような若年層は、なかなか日常的にクラシック音楽に接する事はありません。
そんな中で、アストルティアは(りっきー曰く)毎日17万人ものユーザーがクラシック音楽に接しているという、日本において極めて特異な環境です。
JASRACに対して思うところは色々とありますが、少なくともこれだけのクラシック音楽の潜在的リスナーを生み出したという点において、すぎやまこういち先生の功績はもっと評価されるべきでしょう。
人間は、若い頃に聴いた音楽を一生聴き続けるという話があります。
ドラゴンクエストシリーズは今年で30周年を迎えますが、幼少期からドラゴンクエストで管弦楽に接した世代が、ひょっとしたらこれからのクラシック音楽を担っていく事になるのかも知れません。
かく言う私も、ドラゴンクエストXを始めるまでは、自分でオーケストラのCDを買う事なんかありませんでしたし、ましてやオーケストラの生演奏を聴きに札幌まで行くなんて事は夢にも思っていませんでした。
今でも、自宅に2,000枚以上はあると思われるCDのうち、自腹で購入したオーケストラのCDはドラゴンクエスト関係のものだけですが、こういう所からクラシック音楽に興味を持つ人が増える可能性もあるんです。
そして、今年も東京でファミリークラシックコンサートが開催されます。
いよいよ、Ver2やVer3の新曲がオーケストラ音源でお披露目される事になります。
アストルティアへの実装が今から待ち遠しいですが、一足早く聴くのであればやはり生演奏を聴きに行くのが一番でしょう。
世界が変わりますよ、多分。