俺のハウジングツアーと言う名の茶番。

ここがメルサンディタウンになる予定の家か。
どう見ても無理があるだろう。
しかしここにはあの英雄ザンクローネ様の装備一式があると聞く。
おいイャンガス、忍び込むぞ。
イャンガス「写真の為だけにわざわざ俺にスカウトアタックに来るかね?」
俺が山賊コスプレしてるんだから山賊っぽいモンスター連れて行くしかないだろう。
イャンガス「この名前、パクりだろ?」
似てる名前あるのか~、偶然だなぁ~。
とりま侵入するぞ、門番は寝てるし、吟遊詩人はニワトリの世話してるから、今のうちに入るぞ。
イャンガス「へーい」

ミシュア「ふぅ、今日の夕食はそうめんだべ」
クレル「ザンクローネパンじゃないのね」
ミシュア「このくそ暑いのに、あんな辛いパン食ってられんだべ」
クレル「たしかに、じゃあ私は地下の掃除してくる」
よし、今のうちに通りすぎるぞ。
イャンガス「おい、俺も鏡の前でポーズさせろ」
ポーズするのはいいんだけど、この鏡映らないんだけど、そんな技術はないのか。
イャンガス「それは残念だな、そのうちちゃんと映る鏡を実装してくれるかな」
とりまザンクローネ様の装備一式のある部屋に向かうぞ。

うひょー、やはりザンクローネ様の装備はカッコいいなあ!
イャンガス「俺も欲しいぜ」
偽ミシュア「私も!」
悪いなイャンガス、これはモンスターが着ても反映されないんだよ。
イャンガス「こんちきしょう!なら普通に良い装備買ってくれよ」
偽ミシュア「私も!」
はぁ?俺すらまともな装備してねえんだから、当分は店売りの装備だよ。
イャンガス「つうかお前のメイン職業どうすんの?」どうすっかね?お前連れて行くかわからんけど、強いのか?
イャンガス「知らん!ググらないし、YouTubeとかでも調べないからな」
まぁ山賊の相棒って事でスカウトしただけだからな。強いかとかしらねえからな。
イャンガス「そもそも絶対回復とかしねえぞ」
俺がパラディンすりゃ回復出来るな。
イャンガス「僧侶しろや!」
回復係とか怖くて無理だ!そもそも山賊コスプレしてるんだから前衛だろ。
山賊のサーベルと山賊のオノって武器あるからこれが装備出来る職業だろ。
偽ミシュア「私は勇者が良いと思うわ」
まぁとりま、このザンクローネ様装備一式を頂いて帰るとするか。
イャンガス「だな、帰ろ帰ろ」
偽ミシュア「帰れると思ってる」
勝利への脱出!
偽ミシュア「勇者からは逃げられないの」
お前、今は勇者じゃねえだろ!
偽ミシュア「記憶喪失だからナニ言ってるかわからないわ」
イャンガス「勇者って言ったじゃねえか!」
偽ミシュア「記憶喪失だからナニ言ってるかわからないわ」
クソ、おいイャンガス。プランBだ。複雑な作戦だからこの取説を読め。
イャンガス「おけ、何々。イャンガスが偽ミシュアに飛びかかって羽交い締め→俺は逃げる。…ふざけんな!お前が行けや!」
あほか!俺やられたら話が終わるだろ。
イャンガス「なめんな!そもそもあんなぺったん子は俺の趣味じゃな…」
偽ミシュア「ライデイーン」
イャンガス「アバババ…グフッ」
アホめ、タブー言いおった!アバヨ!
偽ミシュア「私、ぺったん子じゃないわよね?」
偽ミシュアの肩を掴む→俺は動けなくなった。
肩痛いって!ジョジョ4部のトニオの料理食った億泰の肩みたいに抉れるって!
偽ミシュア「私、ぺったん子じゃないわよね?」
うんうん、違う違う。だから帰らせて。
偽ミシュア「ならボンッキュッボンよね」
ほざけ、寝言は寝て言え。

くそう、あそこでボンッキュッボンって言えば。
イャンガス「ホイミ…くれ。それか…やくそうを」
ねえよ、そもそもアイテム取り上げられたわ!
イャンガス「トホホ、お前なんかに付き合わなきゃよかったよ」
まぁ、そう言うな。こんな鍵はニコちゃん直伝のピッキングでっと…ほら開いた。
イャンガス「いや、お前普通に盗賊しとけよ」
そういや最初は盗賊してたんだったな。
イャンガス「もう盗賊しとけよ!職業コロコロ変えてるからレベル半端なんだよ」
そうすっか、じゃあなイャンガス。サラバだ。
イャンガス「いやいやいや、開けていけよ」
仕方ないな、ほらよ。
イャンガス「ったく、それじゃ帰るか」
偽ミシュア「帰れると?」
イャンガス「やべえ!おい、どうすん…だ?」
ボンッキュッボン!ボンッキュッボン!
偽ミシュア「え~照れちゃう~!」
帰っていい?
偽ミシュア「良いわよ、あっ、これ持ち物返すね」
流石ボンッキュッボン!あばよ!
イャンガス「なるほど!なら俺もボンッキュッボン!ボンッキュッボン!」
偽ミシュア「貴方さっき、ぺったん子って言ったわよね?」
イャンガス「わりぃ、俺タヒんだ!」
To Be Continued~