※ 注意!
【 この日誌にはバージョン6.5前期までのメインストーリー、および、様々なサブクエストのネタバレが含まれております 】
【 この日誌は個人的な考察に基づいて書かれております。ご了承下さい 】
よろしいですか?
ども、テオフィロスですこんにちは。
前回に引き続き、神化の光炉に関して僕が感じた疑問について書こうと思います。
【 なぜ、英雄たちは生きている間ではなく、死後に天星郷に召し上げられることになったのか? 】
その理由はズバリ 「 英雄たちに断られたから 」 だと思います。
ナドラガ神が起こした戦争によって、アストルティアからは多くの神々が失われました。
ナドラガは六柱の種族神に倒され、五体をバラバラに引き裂かれた後に封印されました。
エルドナ、ガズバラン、ワギ、マリーヌ、ピナヘトの五神はナドラガを討つべく断罪の剣に全ての力を注ぎ、その代償として肉体を失いました。
グランゼニスは肉体こそ失わなかったものの、その命脈を著しく消耗したため長い眠りにつきました。
アストルティアから神々がいなくなったという事態を重く見た天星郷の天使たちは、すぐに新たな神々を誕生させようと考えました。
しかし、ここで思わぬ壁に直面します。
神化の儀の候補者たる英雄たちが、神になるのを拒否したのです。
無理もありません。
地上は未だナドラガ戦役の爪痕が色濃く残り、六つの種族は復興の途上にあったのです。
今、人々に必要なのは天上にあって彼らを見守る神ではなく、彼らと共に戦い導いてくれる生きた英雄なのでした。
英雄自身に神になる意思がなければ神化の儀は成功しません。
天使たちはおおいに困りました
議論の末、天使たちは
「 英雄の死後に導きの天使を遣わして神になる意思があるかを確認し、その意思がある英雄の魂を天星郷に召し上げ、仮初めの肉体を与えて神化の儀を執り行う 」
と方針を決めました。
【 なぜ、現代まで神化の儀が行われなかったのか? 】
天使たちは魂に仮初めの肉体を与える研究を始めますが、またもや問題が起きます。
ジア・クトによる大災害が天星郷を襲ったのです。
天使たちは旧フォーリオンの市街地を封印し、新たな都市を建設しなければなりませんでした。
それと同時に、新しい神化の光炉の開発も進める必要がありました。
新しい神化の光炉では神化の炎を再現することができなかったので、やむをえず
「 神化を行うに足る資質を持った者に魂の燭台を渡し、試練を受けさせて魂の位を高め、その証として審判の天使が魂の燭台に炎を灯し、炎が全て灯った魂の燭台を神化の光炉に投げ入れることで 『 擬似的な神化の炎 』 を生みだし、その炎を取り込むことで神化を成す 」
という方法を取ることにしたのです ( 前回の日誌参照 ) 。
神化の儀の手順が複雑になったため、天使たちは神となるにふさわしい英雄を見出しても、すぐに神化の儀を行うことが出来なくなりました。
そこで、魂に仮初めの肉体を与える研究と同時に、魂を長期間保存する研究も行われました。
また、神化の炎の種火となる魂の燭台の開発や試練場の建設も少しずつ進められたのです。
かくして、神化の儀を行う準備を整えるには果てしない時間が必要になり、ようやく現代になって全ての準備が整ったのでした。
神化の光炉について思うこと その4
【 神化の光炉で実際に神になった英雄は歴史上に存在するのか? 】
に続きます