※ 注意!
【 この日誌には バージョン7.1 メインストーリークリアまでの ネタバレが含まれております 】
※ 特に要注意!
【 この日誌はゲーム内外から得られた情報を元に、筆者が妄想によって補完した二次創作作品です。広い心でお読みください 】
よろしいですか?
【 七柱の種族神 七つの大陸 七種族の誕生 】
ルティアナは神具 アストルティアの楯 を用いてアストルティア全体をジア・クトの目から隠す結界を張ると、他の五柱の神、五つの大陸を創造しました。
神々には、それぞれに新たなヒトの創造を命じました。
七柱の神々は皆一様に母であるルティアナとは異なる姿をしていました。
しかし、ルティアナは末子グランゼニスだけは自分と極めてよく似た姿に創造しました。
その理由は、ルティアナの父神の姿に似せて創造したからでした。
さらにグランゼニスにはルティアナの父神と同じ名を与え、天使を元に人間を創造するよう命じました。
それらは全て父神グランゼニスとの誓約を果たすためでしたが、 その様子を見た他の神々が、グランゼニスだけが母ルティアナの寵愛を一身に受けているように感じたのもしかたがなかったでしょう。
ルティアナは時が来るまで、誓約のことを誰にも言っていなかったのです。
【 ルティアナが誓約を神々に明かす 】
長い歳月が流れ、アストルティアはルティアナの理想通りに発展しました。
七つの大陸にはそれぞれ七つの種族が住み、独自の文明を築いていました。
神々はヒトを守護し、ヒトは神々を敬い、そこにはゼニアスと同じ美しい循環が存在しました。
七つの種族は争うこともなく、調和を保ち平和に暮らしていました。
「 もはやアストルティアに自分は必要ない。今こそ父神との誓約を果たす時 」
そう考えたルティアナは七柱の種族神を集めると告げました。
「 末子グランゼニスを連れて 我はとこしえのゆりかごたるゼニアスへ還る
我が父であるゼニアスの主神グランゼニスとの誓約を果たす時が来たのだ 」
そして、父神との誓約について種族神たちに明かしたのです。
突然の母の告白に神である種族神たちも流石に驚きました。
「 自分たちは未熟であるゆえ、まだこの世界には母ルティアナが必要です 」
そう説得したものの、ルティアナの決意は揺るぎませんでした。
最終的に種族神たちを収めたのは長兄たるナドラガ神でした。
「 母上がお決めになったことだ。我らがとやかく口出しすることではない 」
こうして、ルティアナがグランゼニス神を連れてゼニアスへと還る準備が進められることとなりました。
他の六柱の神々は、母ルティアナとグランゼニス神がいなくてもアストルティアを治めていけるように様々な改革を行うことにしました。
ところが、その矢先にアストルティアを未曾有の危機が襲います。
地中深くで眠りについていたジア・クト念晶体のひとかけら ジア・グォヌバ が目を覚まし、大地や生物、果ては海に至るまであらゆる物を結晶化させ始めたのです。
ルティアナ神話 その5 に続きます。