ボンゾルフ
「…………何があったんだ?
俺は 現実に 戻ってきたのか?
「うーんと 何をしてたんだっけ。
たしか 俺の中には ライトとかいうやつがいて
あとは テンライジャとかいう白馬がいて…………。」
スノーウィッヒ
「俺を忘れるなよ!」
ボンゾルフ
「ああ こんなところに 何かいた。」
スノーウィッヒ
「まさか 俺を忘れたか?
お前 いきなり消えたから ビックリしたけど
記憶があいまいなまま 戻ってきたようだな。」
ボンゾルフ
「記憶かぁ…………。」
白馬テンライジャ
「それよりも 早く先へ行かなければ。
ナチェリーナの村を 支配している 邪悪な鬼を倒さなければ!」
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「邪悪だなんて 失礼な!
私たちは 豊穣の精霊だ!」
ボンゾルフ
「精霊って………… まさか あの?」
豊穣の精霊
「教えてやろう 精霊とは この世を管理し
万物を調整する 無くてはならない存在なのだ。
「勇気の精霊と 呼ばれた存在は 貴様に宿り 貴様の動向を調べた。
そして我は 貴様を魔瘴の門に触れさせ 滅ぼすべき存在であった。
「ただ それはセインドロスによって かなわなかった。
そして 魔瘴とは かつての異界に存在した 大いなる力。
その中には 魔物たちの記憶や 死者の姿さえ宿る。
「それゆえに 貴様は今 ブラーキムと戦ったのである。」
ボンゾルフ
「おいおい 要するに 勇気の精霊は 味方じゃなかったのか?」
豊穣の精霊
「ああ 要するに 貴様をどうすれば死に導けるか
調査するための存在だったのだ。
そして 貴様は 先を考えず行動する生物であることが判明した。
「しかし 貴様は 先を考え 魔瘴に触れなかった。
そして セインドロスと出会ったことによって 運命は変わった。
…………と 思っておくがよい。ククク…………。」
ボンゾルフ
「魔瘴を解く力を探せと 言ったのは お前のはずだが…………。」
豊穣の精霊
「ああ あれは単なるミスだ。
まあ 結局 運命の終着点が 死であることは 変わらないがな。
「最後に 私は 一柱はない。
我は 赤の精霊マルフと 黄の精霊ヘイト。
二つで一つの 精霊である。」
ボンゾルフ
「なんだと?
貴様らが 精霊だというのか?」
豊穣の精霊マルフ・ヘイト
「ああ そうだ。
さあ 早く奥まで来たまえ。待ちくたびれたぞ。
この世のいしずえ そして デスゾルーガ様のいけにえとなるがよい。」
ボンゾルフ
「コイツも デスゾルーガのしもべなのか?
まあ 行ってみるか。」
ボンゾルフは 豊穣の精霊を追った。
…………それにしても 長い旅路である。
しかし 進展があまりない 旅路でもある。
…………だが これから 物語が大きく揺らぎ始めることを
ボンゾルフは まだ 知らなかった。
原因は 異界から現れた 幾多の生物であった。
彼らもまた 魔瘴を異界から 持ち込んでいて
大魔王デスゾルーガは ある記憶を 蘇らせたようなのである。
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「…………大魔王デスゾルーガ様。
最近 世界の各地で 異変が生じているようです。
原因は 異界とつながったことかと。
「異界の生物が 各地を破壊しているようです。
異界とは 神話の世界ゆえに 我々では歯が立ちません。
これでは 理想郷の創造が 不可能になってしまわれるかと…………。」
大魔王デスゾルーガ
「何を迷っている。
我は 最近 魔瘴を喰らいながら 思い出してきたのだ。
自分が 何者であるかを…………。
「そして あの忌まわしき勇者が 何者であるかもな…………。」
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「それは どのような存在なのですか?」
大魔王デスゾルーガ
「貴様に言う価値はない。
だが オーブを7つ集め 聖王を復活させたのならば
教えてくれよう。」
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「聖王ですか。
それなら もう………… …………。
そして オーブも…………。」
大魔王デスゾルーガ
「なんと 素晴らしい…………。」
大魔王デスゾルーガは あえて聖王の力を使い 異界を開こうとしている。
それはなぜなのか?
To be continued...