ボンゾルフ
「これで この村も平和だな。」
スノーウィッヒ
「そうッスね。
ウィッヒッヒ。ボンゾルフさん そういえば
精霊との戦いの最中 おかしかったけど…………。
「その時の記憶 あるか? うぃっひっひ。」
ボンゾルフ
「そんなの ないって言っただろ?」
スノーウィッヒ
「じゃあ メビウロスについての話を 聞いてたけど
お前………… 全部 忘れたってのか?」
ボンゾルフ
「忘れたな。
なんて言ってたんだ?」
スノーウィッヒ
「じゃあ 改めて私から話そう…… ゴホン。
どうやら ヤツは 大魔王を取り込み
唯一神になろうとしているらしいんだ。
「そして 貴様を断罪しようともしているらしい。
だが アイツは 狭間の異界に 隔離されているのだという。
「しかし 大魔王デスゾルーガが 開こうとしている異界の門こそ
その 狭間の異界に通じる門らしい。」
ボンゾルフ
「なんだよ 大魔王もバカだな。
自分から取り込まれにいってるのか?」
スノーウィッヒ
「おそらく 私の考察では
大魔王は この世の創造主である メビウロスに
何か ウソを信じ込まされているか…………。
「逆に メビウロスを取り込むつもりなんだろうね。
その他に 可能性があるなら メビウロスの存在を知らないとか…………。」
ボンゾルフ
「んっ………… この感じは!」
ボンゾルフ
「まずい! メビウロスに 気づかれたようだ!」
ボンゾルフは 謎の空間へと飛ばされた。
ボンゾルフ
「メビウロス………… だろう?
こんな スゲェ事が できるのは。」
メビウロス
「当然だ。
我こそ メビウロス。」
ボンゾルフ
「なんだよ やっぱりお前…………。」
メビウロス
「元々 この世界は 貴様を断罪するためだけに生み出した。
しかし 我は それだけでなく かつて 神であった
大魔王デスゾルーガを 取り込むことも目的として この世を創造した。
「かつて デスゾルーガは 光の神と呼ばれていた。
しかし この世では 森羅万象 光と闇の理が 逆転するのだ。
ゆえに彼は闇へと堕ち 貴様は光となった。」
ボンゾルフ
「もう少し 簡単に言えよ。」
メビウロス
「よかろう。
現実世界……すなわち 異界で 邪悪な心を持っていた者が
この世界では 正義となる。
「そして 現実世界で 正しき心を持っていた者が
この世界では 悪となるのだ。
「これは 貴様という罪人のためを思ってのことだ。
貴様に 清き心を与えるべく こうしてやったのだ。」
ボンゾルフ
「すなわち俺は…………。」
メビウロス
「ああ。
前にも 話したであろう?
貴様は 罪人であると。」
「まあ 清らかな心を持つ前に 罪状を教えても意味がないがな。
それよりも そのような心を持つことは もう無いかもな。」
「古聖竜セインドロス…… 貴様のせいで。」
ボンゾルフ
「なに…… 俺の心に宿っている アイツが?
古聖竜セインドロス………… ライトが 一体何を?」
ライト
「なんだよ。」
メビウロス
「ライトと言っているのか。
そやつは 現実世界の者であろう?
本来 この断罪の獄に 必要ではない。
「貴様のせいで 運命が狂った。
貴様が持ち込んだ 微小な魔瘴が
ボンゾルフの記憶を 復活させはじめているのだ。」
ライト
「魔瘴………… もしかして だからボンゾルフは
あんなにおかしく…………。」
メビウロス
「ゆえに これより 悪竜セインドロス。
貴様を断罪しよう。
ボンゾルフは 安心するがよい。貴様を殺しはせぬ。」
????
「右の我は 異界幻竜ジャレーグ。」
????
「左の我は 異界幻竜デルザード。」
古聖竜セインドロス
「…………魔瘴 か。
魔瘴に宿るのは 魔物たちの記憶や 死者の姿って
豊穣の精霊が…………。」
異界幻竜ジャレーグ
「焼却の鼓動!」
古聖竜セインドロス
「なっ!」
ボンゾルフ
「なんだよ 痛くもかゆくもないぜ。」
古聖竜セインドロス
「ぐはぁぁぁ!」
ボンゾルフ
「なんだよ 本当にお前
こんなのが効いてんのか?」
To be continued...