ボンゾルフ
「…………なんだか 普通な場所に来たぞ。
こんな場所に 狭間の大神殿など 存在するのだろうか?」
ボンゾルフ
「…………もしかして あれのことか?」
ボンゾルフ
「恐ろしいまでに 黒く染まった遺跡だな。
…………いや この雰囲気 どこかで?」
ボンゾルフは 思い出してみた。
ボンゾルフ
「これは 聖王の大神殿が あった場所か。
神殿の中心が輝いていて 怪しいな。
少し調べてみるとするか。」
ボンゾルフは 神殿の中央に向かった。
旅の扉と 似た機能を持った 入り口のようだ。
ボンゾルフは 狭間の大神殿へ 入った。
ボンゾルフ
「おいおい 異界王アインが 存在しないではないか。
そこにいる貴様らは 異界王なのか?
一体 ここは 何なんだ?」
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「オレらは まぎれもない 異界王だ。
そして 異界王アインも ここにいるぜ。
…………ボンゾルフのヤロウ。」
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「ウェディに似た姿のオレが アインだ。
驚かせたか?」
異界王アイン
「あの オバケの着ぐるみは ここにいる
異界王カーシレルに 作ってもらってな。
異界で暗躍するがために まとっていたが…………。
「こっちの世界でも ずっと着たままだったからな。
カーシレルのヤロウに ツッコまれて 初めて気が付いたんだ。
しかし 魔物たちから 襲われないから 意味はあったがな。」
ボンゾルフ
「お前は ウェディだったのか?」
異界王アイン
「いや ウェディに似ているだけであって ウェディではない。
オレは 失われた海竜族の末裔。
「オレらの故郷である 異界には 竜族と呼ばれる一族が存在する。
しかし 竜族にも 失われた種が数多く存在する。
「オレは 海竜族の末裔。
そこのカーシレルは 恐竜族の末裔。
そこのセネクは 魔竜族の末裔だ。
「そうそう お前がこの世に封印された後も
オレらは 今まで 異界で頑張っていたんだぜ。
お前を復活させる手立てを 探していたんだ。
「そしたら 偶然 この世に来れてな。
俺らの望みは お前を異界に連れ戻すことなんだ。」
ボンゾルフ
「そうだな。
大魔王を倒したら さっさと帰るぞ。」
異界王アイン
「ああ。
さて お前らも 自己紹介しろ。
「オレには見える。
コイツは 名前と姿は 取り戻したものの
全ての記憶を失っているハズだ。」
異界王カーシレル
「お久しぶりです ボンゾルフさま。
あなた様の お美しい姿を またご拝見できて
とても 嬉しい限りでございます。
「私は オーガに似た姿をしていますが
オーガではありません。かつて失われた 恐竜族の
数少ない末裔ですので ご安心を。
「ボンゾルフさま。
私のしもべである ヘルバトラーの力を 感じなくなりましたが
一体 何が あったのでしょうか?」
ボンゾルフ
「すまないな。
アイツは オレのチカラの 糧とした。」
異界王カーシレル
「まぁ…………。
しかし 元は あなた様より 生まれし魔神。
それこそが あるべき姿でしょう。
「きっと ヘルバトラーも 本望でしょう。」
異界王セネク
「…………さてさて 次はわたくしの自己紹介ですね。
わたくしの名前は セネク。
エルフの男性に見えますが 魔竜族の末裔の男です。
「わたくしは 呪文の扱いに長けていまして
今では 古代呪文となった呪文も いくつか使えますよ。
特に伝説の古代呪文 ニフラムは 大得意でして。
「しかし 一度 ニフラムを唱えたら
相手が マホカンタ状態で 自分が消えたこともありました。
そこを救ってくださったのが あなただったのです。
「あなたは ニフラムで消えた私に
新たなる命を 与えて下さった。
それゆえ 私は あなたに永遠についていくと誓ったのです。」
異界王カルトリット
「私は カルトリットです。
この世で言うと ドワーフと似た姿をしている女です。
「物心ついた頃から 私は一人になっていて
かつての記憶さえも失い 放浪の旅をしていました。
自分が何者であるかも わかっていませんでした。
「そんな中 あなたが救ってくださったのです。
本当に感謝しています。
「そうそう 私達は 神代の昔から生きていますが
あなたが 不老不死の命を与えて下さったおかげで
今でもこうして生きていられるのですよ。」
ボンゾルフ
「なるほどな。全員覚えたぞ。
それでは ここは一体?」
To be continued...