異界王アイン
「…………ボンゾルフよ 説明しよう。
ここは 狭間の大神殿と呼ばれている神殿。
おそらく お前のために生まれた神殿であろう。
「というのも 異界に全く同じものがあったのだが
突如 謎の消滅をしてな。
その原因も探るために 俺は冒険をしていたんだ。
「…………そうそう ここは 一応言っておくと
アヴァロン島なんだぜ。
お前と俺が 最初に出会った島だな。」
異界王アイン
「おそらく この大神殿を隠すがために
聖王の大神殿を生み出し
それに加えて アヴァロン島を生み出したのだろう。
「それなら 海に沈めでもすればいいのにな。
やはり神は 完全じゃないということか。」
ボンゾルフ
「神は完全じゃない…………か。
お前の態度も その表れか。」
異界王アイン
「まぁな。
しかし 神のしもべである俺は すぐに察した。
ここに 狭間の大神殿があることをな。
「…………しかし その時 何かに憑かれたんだ。
そしたら 記憶がガラリと 変わっちまった。
「契約だか 生まれつき異界王だったとか なんとか。
何があったんだろうか。」
ボンゾルフ
「なに?
つまり 契約など 最初からなかったと?」
異界王アイン
「そうだな。
おそらく メビウロスのヤツが
オレを操ったと考えられる。いや それしか可能性はない。
「きっと お前を惑わすためだろう。
お前を惑わし続け この世に留めること。
それが おそらくアイツの意志だ。
「そうそう 異界王というのは
お前に与えられた名でな。
「異界を再構築しようという お前によって
未来の異界を見守る者となるように 名付けられたんだ。」
ボンゾルフ
「世界を再構築…………か。」
異界王アイン
「まあいい。
ここについて 簡単に解説するぞ。」
異界王アイン
「まず 狭間の大神殿について 説明しよう。
ここは 我らが神 ボンゾルフを祀る場所であり
お前が消えた後に つくられた。
「お前の復活を願ってな。」
異界王アイン
「そして このアヴァロン島に
なぜ こんな神殿が 隠されていたのか?
「神でさえ この神殿の存在を 消すことはできない。
それゆえ この幻の世界に持っていき 隠したのだと考えられる。
ボンゾルフの復活が メビウロスにとって害悪であるからだろう。
「だが この神殿を隠すだけでは 簡単に掘り当てられる。
俺みたいに 存在を感知したらな。
「だから 聖王の大神殿で埋め
その上を 大量の土砂で覆った。
そう考えるのが妥当だろう。」
ボンゾルフ
「なるほどな。
聖王の大神殿は 破壊したのか?」
異界王アイン
「ああ。
本来の意志が戻った瞬間 粉々に撤去した。
そして 地面をさらに掘り返したら これが出てきたんだ。
「そうだ お前 魔王を一匹倒したんだろう?
風のウワサで聞いたぜ。
3ヶ月前ぐらいだったかな?」
ボンゾルフ
「そんなに経過していたのか…………!?
そうか 大いなる断罪の鎌を探していたからな。」
異界王アイン
「そろそろ 魔王との決着を つけてもいい頃だろう?
良い事を 教えてやるぜ。
魔王のありかを 俺が探っておいた。」
異界王アイン
「魔王バイオレクシオ。
獣の姿をした魔王だが
そいつは今 西にあるピラミッドにいるという。
「アーラテルム王国の姫君である
ルシェル姫を 連れ去っているらしい。
まあ そんな幻影の姫君など どうでもいいがな。」
異界王アイン
「次に 魔王ファングル。
そいつは 世界をうろついているという。
オーブを求めてな。
「魔王ジュレープと 魔王ドレイゴンも同じで
オーブを探しているという。
早くとっちめないとな。」
異界王アイン
「そして 魔王ディストラシアだが…………
万象の帝国で 魔王の城を守護しているらしい。
「…………では これを与えよう。」
ボンゾルフは オーブ探知機を 手に入れた!
異界王アイン
「この島に 落ちていたんだ。
これがあれば いち早くオーブを見つけられるぞ。
それにお前 神になったから 空が飛べるようになったんだろ?」
ボンゾルフ
「そうか………… 私は神。
空を舞うことができる!
実は飛行というものは 長年の夢だったのだ。」
異界王アイン
「それで ふっとんでみろよ。
魔王をサクッと倒して オーブを回収したら
万象の帝国に行って 大魔王を倒してこい!」
To be continued...