ボンゾルフ
「次の壁画が 最後…………
いや どこかで見たぞ?」
そこには かつて
謎の遺跡で見た 壁画と同じものが あった。
古代ゾルボナ語で 歴史も書かれている。
『最終戦争』
絶対なる暗黒による 世界の滅亡。
それはもはや 誰も止められないのである。
絶対なる暗黒のチカラで 邪神となったボンゾルフは
異界を完全に破壊し尽くした。
そんな 崩壊した異界に
狭間の異界を破った メビウロスが現れたが
絶対なる暗黒は メビウロスにも
自らのチカラを与え しもべとした。
こうして 絶対なる暗黒は
これ以来 自らを 大いなる邪神の王と名乗るようになった。
大いなる邪神の王は その後
ふたたび チカラを蓄えるために 眠りについた。
メビウロスは ボンゾルフと争い
やがて ボンゾルフを 6つに分けた。
頭 尻尾 手足 肉体 翼 魂…………。
そして それぞれの異界に 封印した。
しかし ボンゾルフは かつての肉体の姿で 蘇った。
メビウロスは 気づいた。
この者は 死者の魂を 喰らいすぎたために
無限の生を約束されていたのだ。
こうして メビウロスは
残念ながら ボンゾルフを
創世の叡智という秘技を用いて 封印するしかないと確信。
やがて ボンゾルフは
断罪の獄という 広大な狭間の異界に
封印されるようになったのである。
こうして 最終戦争は 幕を終えた。
メビウロスは 相当消耗したので
その後 狭間の異界で 眠ることとなった。
…………だが メビウロスは 当時の事を悔やんでいる。
かつて ボンゾルフに勝るチカラが あれば
取り込めたのに と。
しかし 今 ボンゾルフ神は弱っているので
それが可能なのである。
…………さらに良い事に ボンゾルフが集めた
死者の魂から レイセーク神を 復活させることもできたのだ。
もはや これを逃す手はないと
メビウロス神は 今 思っている。
そして 今に至る。
ボンゾルフ
「…………これで 終わりか?」
すると いきなり
壁画の下に 文字が書かれ始めた!
どうやら 壁画の文字を 書いているのは
別の存在のようだ…………。
この壁画を生み出した レイセークは 実に哀れだな。
それは 偽りの最終戦争に 過ぎなかったのに。
真の最終戦争は やがて 訪れる…………。
ボンゾルフよ。
貴様には 何もできぬのだ…………。
かつて 愛する者を 救えなかったように…………。
絶対なる暗黒による 世界の滅亡。
それはもはや 誰にも止められないのである。
大いなる邪神の王たる 我の意志には
何人も 逆らうこと あたわず…………。
ボンゾルフ
「絶対なる暗黒が 壁画を…………!?
一体 どうやっているのだ?」
まだ 壁画には 文字が綴られていく。
…………真の神たる私には 遠く離れた異界の 遠い異次元の壁画に
文字を書き足すことなど たやすいことよ。
我が絶対的なチカラが 誤って暴走したがゆえに
誕生した 不完全な神とは 違う。
さあ 終焉の邪神 ボンゾルフよ。
汝の愚劣さを 身をもって 知るがよい。
真の最終戦争の時 貴様と戦うことを 楽しみにしておるぞ…………。
文字が綴られるのは 終わった。
ボンゾルフ
「こんな所に 何も使わず
文字を綴るとは…………
「大いなる邪神の王とは 一体?」
????
「さて 全部 読み終えたかネェ~!?
そろそろ 私の使命 果たさせてもらうネェ~!」
ボンゾルフ
「誰だ?」
To be continued...