ボンゾルフ
「貴様 勝てもしないのに
なぜ 戦う?」
天雷邪皇
「それは…………
大魔王様の ご意志であるからだ。」
天雷邪皇
「私は 父も息子も 天聖輝の英雄となったが
私だけは チカラを持っていなかった。
「なぜなら 聖竜セインドロスに
出会うことが できなかったのだ…………。
「なぜなら わしは 16歳になった日に
メラゾ熱という病に かかっておったのだ…………。」
ボンゾルフ
「メラゾ熱…………か。」
天雷邪皇
「やはり 神に見捨てられたと 思っておったよ。
だが 神は 見捨てておらんかった。
「こうして今 私は 神に選ばれ
神のもとで 戦っておる…………。」
天雷邪皇
「だが………… さすがに
今回ばかりは 死ぬであろう。
「貴様は いかなる攻撃を喰らおうと
気絶はしても 死なないだろう?
「魔王ディストラシア様が 言っておられたよ。
『かつて あの者をペルントラの町で 殺したが
全然 生きたようだった』と…………。」
ボンゾルフ
「あの時 生きていたのか?
世界樹のチカラで 蘇ったのでは…………。」
天雷邪皇
「あの世界樹など ただ世界を支えているだけの樹だ。
死者を蘇らせる力など 備わっておらん。」
ボンゾルフ
「そうだったのか…………。」
天雷邪皇
「そんな樹よりも そこにある花のほうが 価値がある。
その花は 秘められたチカラを 解き放つ
伝説の花だからな…………。
「かつて 異界に咲いていたが
貴様が起こした 大災害の時に
全て焼き払われたという 花だ。」
ボンゾルフ
「この花が…………か。」
そこには 青白い花が あった。
ボンゾルフ
「試させてもらおう。
私には 何かが欠けていると 感じていたからな。」
ボンゾルフが 念じると
あたりに 怪しげなチカラが ただよい始めた…………。
ボンゾルフ
「これが 秘められたチカラを 解き放つ
伝説の花…………。」
すると 辺りの怪しげな気配は
ボンゾルフを 覆っていく…………。
ボンゾルフ
「…………服従せよ。」
ボンゾルフ
「我の 本来あるべき姿を奪いし レイセークなど
信仰する価値は 一切ない。
今こそ 我が元へ 来るがよい…………。」
天雷邪皇
「…………もう さすがに 疲れたわ。
新世界アルラードでは メラゾ熱にかかっては
天地がひっくり返って 燃やされるし。
「こっちに転生したら こっちに転生したで
大御神とか言われてるし 気づいたら
ペガサスみたいに なってたし。
「そして 気づけば 見捨てられて
大魔王様に助けられ こんな門番をやらされて…………
勝てるはずのない貴様を 倒さねばならなくて。
「もう 楽にさせてくれ。」
ボンゾルフ
「よかろう。」
ボンゾルフの 絶対服従の鎌!
→ 天雷邪皇の 魂を奪った!
天雷邪皇を 滅ぼした!
ボンゾルフ
「…………む?
一体 今 何を…………。」
ボンゾルフ
「ま まさか…………
テンライジャまでも 手にかけたのか…………?」
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「よくぞやった ボンゾルフよ。
いかなる犠牲を出そうとも 我に挑まんとする姿勢
見せてもらったぞ。
「その花の 真実を語ってやろう。
そは 狂乱の花。
そのチカラを宿せば…………。
「秘められた 支配欲が 解放されるのである。
そして そのためならば 他者の魂を
奪うことさえ しようとする…………。」
ボンゾルフ
「貴様………… デスゾルーガッ!
この花を使って そんな事を…………。」
大魔王デスゾルーガ
「貴様の 強欲さに目をつけて
その花を置き 天雷邪皇に話を伝えたのだ。
それにしても 世界の歴史が知れて よかったであろう?
「やはり 貴様は 滅ぼさねばならない。
…………だが 貧弱な貴様と 戦っても 面白くない。
真のチカラを 解放するすべを 教えてやろう。」
To be continued...