破壊神メゾルラード
「ぐぬあああぁぁぁぁぁぁ…………。」
ボンゾルフ
「………… …………。」
天聖輝神レイセーク
「やったか…………!」
破壊神メゾルラード
「おのれ おのれェェェ…………。
永劫の時の果て 我は 滅びるために
解き放たれたと いうのかァァァ…………。
「なぜだァァァ…………
真の神たる 我がァァァ
なぜ 貴様らのような 下等の神にィィィ…………。」
ボンゾルフ
「…………神じゃないと 言っただろ?
光の王者レイセークと 闇の勇者ボンゾルフ…………
そういうことに しておけ。
「貴様は いつまで 神という地位にこだわる?
今は そんな時代ではないぞ。」
破壊神メゾルラード
「……………………?」
ボンゾルフ
「今 この世界は 神が蹂躙する時代ではない。
神が………… いや お前が生んだ者たちが
未来へ歩み出していく時代だ。
「我々は 蹂躙するために生まれたのではない。
神とは………… 世界に生きる者たちを 見守るための存在。
「お前は………… 世界に人々を生み出したときに
もう 使命は十分に 果たされているんだ。」
破壊神メゾルラード
「我が 使命がァァァ…………?」
ボンゾルフ
「使命を果たすだけでいい。
お前が 全生命を根絶やしにして
頂点に君臨したところで 何になる?
「憎悪のあまり 暴走したからといって
それでは 称える者もいない。それどころか…………
邪神として 歴史の闇に葬られるだけだぞ。」
破壊神メゾルラード
「……………………。」
天聖輝神レイセーク
「メゾルラード………… いや メビウロスよ。
お前はかつて 人々に称えられた私を 恨んだな。
だが 私は本当は………… お前が羨ましかったよ。
「お前は昔から 頂点に君臨しようとして
ボンゾルフを封印したり 世界を裂いたりと
暴れまわっていたが…………
「それでも 生命を創造したあとのお前は
レセルガイアの人々に 愛情を注いでいた。
「その愛情が 羨ましかった…………。
私は 世界を愛しているつもりで
お前のようには 愛せなかったのだ。」
破壊神メゾルラード
「…………黙れ 下等な神よ。
我は 唯一絶対神となるべく 生まれし者…………
下等な神が 何を言おうと それは絶対。
「絶対…………。」
ボンゾルフ
「…………そうか お前は。」
天聖輝神レイセーク
「解き放つぞ。」
ボンゾルフは レイセークの光を借り
破壊神メゾルラードに 解き放った…………!
破壊神メゾルラード
「ぐぬ…………あぁぁぁ…………。」
ボンゾルフ
「そうだったな。
お前は ゾルボローグのチカラで
狂わされていたのか…………。」
天聖輝神レイセーク
「かの者は 神々さえ恐れる存在。
少しの憎悪を 増幅させ
強大な化け物にさえ 変えさせたのか。」
破壊神メゾルラード
「……………………解き放ってくれたのか。」
破壊神メゾルラード
「長い 長い………… 眠りだった。」
破壊神メゾルラード
「………… …………理性が 取り戻された。
感謝するぞ………… ………… 下等な神よ。」
ボンゾルフ
「フッ。
まだ 下等な神とか 言いやがって…………。
「神は 平等だろ。
お前が創った者たちが 平等だったように…………。」
天聖輝神レイセーク
「ありがとな メゾルラード………… いや メビウロス。
私が 新たな生を 受けることができたのも
ひとえに お前のおかげだよ…………。」
ボンゾルフ
「お前のおかげで この大いなる聖戦は
苦しかったが 楽しかったぞ…………。
…………感謝する。」
破壊神メゾルラード
「ボンゾルフよ レイセークよ…………。」
破壊神メゾルラード
「…………最期に 我らは
等しき存在に なれたのだな…………。」
破壊神メゾルラードは 消えていく…………。
ボンゾルフ
「…………さて 帰ろう。
断罪の獄などではない 黎明の訪れた
悠久の世界へ…………。」
To be continued...