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いにしえの竜の解放者

ボンゾルフ

[ボンゾルフ]

キャラID
: ZQ741-560
種 族
: ドワーフ
性 別
: 男
職 業
: 竜術士
レベル
: 140

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2D動画 静止画
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ボンゾルフの冒険日誌

2025-08-14 07:43:25.0 テーマ:13周年記念(8/31まで)

双竜の終焉と大地の王 第9話「いにしえの遺産」

ボンゾルフ
「オイラのドラゴラムにある問題……?」

レイセーク
「そもそもドラゴラムとは 竜血の力を覚醒させ
 竜の姿になるという 究極の魔法。
「だが お前のような 地竜の血族の末裔は
 先祖が 竜から授かった血を
 代を重ねることで継承してきた。
「それゆえ その血に宿る竜の力は薄まっている。
 だからこそ 完全なドラゴラムは扱えないだろう。」

ボンゾルフ
「えっ……そんな!」

レイセーク
「だが ここで
 お前が取れる選択肢は 二つある。」


レイセーク
「ひとつは ドラゴラムを不完全な状態……
 半顕現のまま行使すること。
「セネクが言うには 確かお前は
 4年前のアボロイドとの戦いで 肉体だけが
 竜のようになったと言っていたな。
「実は お前の両親も
 ジャラードとの戦いの際 そのような姿になっていた。
「あれは 完全なるドラゴラムとは言えないものの
 竜の力が薄まっているだけで 原理としては同じだ。」

レイセーク
「そして もうひとつの選択肢についてだが……
「その血に宿る 竜の力が薄まっているといのなら
 それを増幅させれば 完全なドラゴラムを
 習得できるということだ。」

ボンゾルフ
「そんなこと どうやって……?」

レイセーク
「ゾルボローグの竜血は 存在しないが
 ゾルボローグの遺産……
 竜水晶というものが存在するんだ。
「竜水晶とは 竜の力と記憶を 宿した結晶。
 強大な竜は 自らの意志によって
 死の間際にそれを遺すのだという。
「そして ゾルボローグもまた それを遺していて
 今も アヴォロ・ボルハラ遺跡に眠っている。
「それを使えば お前に宿る竜の力を
 完全なものにできるだろう。
「まあ どうするか決めるのは後でいい。
 ともかく 私は先に アヴォロ・ボルハラ遺跡に
 戻っておくから 後から来てくれ。」



そして レイセークはアヴォロ・ボルハラ遺跡へ戻った。
その後 ボンゾルフも 4年間も世話になった竜術士たちに挨拶を済ませ
アヴォロ・ボルハラ遺跡に帰っていった……。



レイセーク
「さて これだ。」


レイセーク
「竜水晶…… ここには先ほども言った通り
 ゾルボローグの 力と知恵と心と記憶……
 その全てが宿っている。
「この水晶の中で眠れば
 ゾルボローグの能力の 全てを継承できよう。」

ボンゾルフ
「水晶の中で眠る……。」

レイセーク
「だが…… ここで眠るということは
 竜の全てを継承するということ。
「竜とは 人よりも遥かに長い時を生きる存在。
 その生の全てを継承するための眠りは 当然
 気が遠くなるほど 長くなるだろう……。
「もしかすると 何年もかかるかもしれない。
 それはお前が 人として生き
 得られる幸せが 失われることを意味する。
「それに 竜の全てを継承することで
 お前の人格にも 影響が出るかもしれない。
 だから 正直に言って…… あまり薦めはしない。
「半顕現のドラゴラムでも
 十分に戦えるはずだしな……。」

ボンゾルフ
「……そうだ。
 考えるべきは 竜の全てを継承する意味。
「そういえば オイラの両親は 半顕現のドラゴラムしか使えず
 ジャラードとの戦いで力尽きたんだったか……。
「でも 力を継承したところで
 世界を守るといっても 具体的に何ができる……?
「そもそも アインが予言した
 世界の滅びって何だ?」



レイセーク
「そうだな……。
「お前が ここに来た頃だったか。
 グランゼドーラ王国で 勇者が生まれたらしい。」


レイセーク
「勇者が生まれることは この世界に
 大魔王が襲来することを意味する……。」

ボンゾルフ
「……大魔王?」

レイセーク
「お前も 私も 勇者ではない。
 だから 大魔王と戦う使命を
 背負うことは無いかもしれない。
「だが…… それでも
 この世界が大きく揺らぐ 運命の中にあることは確かだ。」



ボンゾルフ
「……そうだった。
「こんな世界なんだ。
 きっと オイラにしかできないことが あるはずだ。
「オイラ ここに来る前は
 冒険者として旅をしてきたんだ。
 そして思い知った。
「世界は 自分たちが思っているよりも
 多くの問題を抱えているってこと。
「滅びの未来から 世界を救うなんて……
 そこまでの事が 出来るかは分からないけれど
 少なくとも 身近にある問題なら 解決できるはずなんだ。
「そのために できることがあるなら……
 何だってしたい。」



レイセーク
「ならば……。」



ボンゾルフ
「……さて。
 もう 覚悟は決まったぞ。」


ボンゾルフ
「オイラは……選ぶよ。
 ゾルボローグの全てを 継承することを。」



To be continued...
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