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いにしえの竜の解放者

ボンゾルフ

[ボンゾルフ]

キャラID
: ZQ741-560
種 族
: ドワーフ
性 別
: 男
職 業
: 竜術士
レベル
: 140

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ボンゾルフの冒険日誌

2025-08-18 07:31:36.0 テーマ:13周年記念(8/31まで)

双竜の終焉と大地の王 第12話「王たる器」

ボンゾルフ
「絶対なる暗黒……
 それは確か ゾルボローグを意味する名だったか。
「異界に足を踏み入れた矢先
 随分と早いお出ましのようだが
 一体 何を言っている?
「お前は この世界の敵だ。
 ならば…… 私がやることは 決まっている。」

絶対なる暗黒
「待て待て そう急くな。
 今 記憶を解放してやるから……。」



絶対なる暗黒は ボンゾルフの記憶を 解放した。



ボンゾルフ
「……ッ!?
 な なんだ 頭の中に記憶が……ッ!!」


絶対なる暗黒
「試練を与える際 貴様の記憶を
 封じ込めさせてもらっていたのは 覚えているか。
「まあ これで全てを思い出すことができよう。
 何なら 我が記憶も入っているはずだ。」

ボンゾルフ
「試練……。
「……そうか!!
 私…… ……?
 オ…… オレ は…………。」

絶対なる暗黒
「ほう…… 我の人格と 貴様の本来の人格
 そして聖戦の中で得た人格の 三つが入り混じり
 新たなる人格を形成したか。」



ボンゾルフ
「オレは…… お前が課した試練を受けていた。
 お前の後継者に ふさわしいかを問う試練に。
「……合っているか。」

絶対なる暗黒
「その通り。
 よくぞ思い出してくれた。
「そして 結果は先ほど言った通り
 この万物の門を超えたことで 合格だ。
「まあ 合格するまでは ずっと
 夢の中から出すつもりは 無かったがな。
 グハハハハ。」

ボンゾルフ
「……やれやれ。
 どうして 力と記憶を継承しながら 資格を試すのかと思ったが
 どのみち 合格になるまで 帰してもらえなかったワケだ。」

絶対なる暗黒
「貴様に求めたのは 神の如き威厳に
 正義を見抜く力 愛のために戦う力
 そして比類なき強者としての自覚……。
「その全てを お前は得たようだ。
 我はずっと この時を待っていた。
「……貴様には 約束通り
 我が願いを託すとしよう。」



絶対なる暗黒
「それは…… 肉体を失った 我に代わり
 貴様に 大地の王となってもらうことだ。」



ボンゾルフ
「大地の王……?」


絶対なる暗黒
「我はかつて 始祖の竜ウロボロスと呼ばれていた。
「だが 当時の世界では ある大きな戦いが起こった。
 竜族の神ナドラガが 六種族の神々に
 戦争を仕掛けたのだ。
「ナドラガの所業を 見かねた我は
 竜としての誇りを捨て 六種族の味方についた……
「しかし 我はナドラガに敗れ
 罰として ふたつの竜に分けられた。
「天竜メビウロスと 地竜たる我は
 こうして 生まれたのだ……。
「その後は 我とメビウロスが争い 結末は知っての通り。
 竜族の神ナドラガに関しては 六種族の神々によって封印され
 神代の戦いは 一旦の終わりを見せた……。」


絶対なる暗黒
「……しかし それでも世界には
 大きな禍根が残った。
「今もこのアストルティアには 魔物たちが蠢き
 その裏には 大いなる闇が 影を見せている。
「神代の時代から続いた戦いは
 未だ 終わっていないのだ……。」

ボンゾルフ
「……まさか オレにその後始末を?」

絶対なる暗黒
「察しが良い。
「この大地は お前が聞いたように
 いつだって 滅びの未来が訪れてもおかしくない。
「だからこそ 大地を守る者が必要だ。
 そして お前こそが それにふさわしい。
「……だが それに際して お前にはもうひとつ。
 我が半身 メビウロスの力もまた
 継承してほしい。」

ボンゾルフ
「まあ…… 最善は尽くしてみるさ。
 だが メビウロスの力を継承するだなんて……
「そもそもなぜ お前とメビウロスは戦うことになった?
 夢の中でも なぜオレが メビウロスを
 倒さなければいけなかったのかも 気になるが……。」



絶対なる暗黒
「それはな……。
 …………。」


ボンゾルフ
「……まさかッ!?
 それは本当なのかッ!?」


絶対なる暗黒
「戻ったら 皆に伝えておけ。
「さあ 目覚めよ ボンゾルフよ。
 今こそ貴様を 我が竜水晶から 解き放たん。
 その足で ふたたび 大地に降り立つのだ。
「……まあ 13年も眠っていたのだ。
 数日ぐらいは寝ぼけた状態になるかもしれんが
 その程度は 竜になったつもりで受け入れてみせよ。
「大地を守る 善き王になれるよう
 我はいつまでも 見守っておるぞ。」



こうして 大いなる聖戦を制したボンゾルフは
見事 破滅の竜ゾルボローグの力と記憶を 継承することとなった。
そして ゾルボローグから願いを託され
大地の王となるべく 竜水晶から目を覚ます。

しかし 彼が最後に聞いたのは……



……竜の血族の裏に隠された 恐るべき真実だった。



To be continued...
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