ボンゾルフ
「ゾルボローグ……
お前はもう 絶対なる暗黒なんかじゃない。
「そうだ。
もう ここにあるのは お前の魂だけではない。
力と記憶……そして オレもついてる。」
破滅の竜ゾルボローグ
「……ああ そうだな。
「我こそは 破滅の竜。
ボンゾルフよ……行くぞ!」
ボンゾルフ
「ああ……ッ!!」
ボンゾルフ・破滅の竜ゾルボローグ
「今こそ ひとつにッ!!!」
ボンゾルフの ドラゴラム!!
ふたつの魂が 強く共鳴し……
ボンゾルフは 大きな竜に 姿を変えた!
レイセーク
「これは……!
良かった。ドラゴラムを完全に習得できていたようだな!」
破滅の竜ボンゾルフ
「我は 破滅の竜ボンゾルフ。
メビウロスよ 貴様にとこしえの眠りを与えよう。」
創造の竜メビウロス
「ほう。
竜化の術を使いましたか。
「しかし それだけで この私を倒せると?
私が封印されていて 身動きが取れないからと
侮っているのか知りませんが……
「私はこの状態でも 魔法が扱えます。
どのみち あなたたちに 勝ち目はありませんよ。」
破滅の竜ボンゾルフ
「……それはどうかな。
「確かに かつての我のままなら
貴様には勝てぬであろう。
「だが 地竜の血族の内で 生き延びていた我は
当然 のうのうと寝ていたわけではない。
「地竜の血族の中にいる間も
我は竜水晶を 育て続けていた。
我が力と記憶を ずっと ずっと 注ぎ込んでいたのだ。
「そして その全ては今……
ここに継承されている。」
セネク
「まさか 君の勝算とは……!」
レイセーク
「……そういえば 何かが引っかかると思っていた。
「お前は アストルティアや ナドラガンドが
辿ってきた歴史が 分かると言っていたが
竜水晶には 神代の時代の力と記憶しか 宿っていないはずだった。
「なのに お前が語っていた
アストルティアとナドラガンドのことは
なぜか 神代の聖戦の後のものだった。
「だが 今に至るまで ゾルボローグが竜水晶に
新たな力と記憶を注ぎ続けていたのなら 納得がいく。
全ては そういうことだったのか……!」
破滅の竜ボンゾルフ
「ああ。
結果として 我は 神代の時代よりも
さらに強大な力を得た。
「貴様が封印されている
永遠にも思えるほどの時間を 利用してな……!」
創造の竜メビウロス
「……そんな事 知っていましたよ。
「この遺跡で 地竜の血族がコソコソと何かをしているのも
貴様が 地竜の血族の中にいることも。
だからこそ 地竜の血族だけは 絶対に喰らおうとはしませんでした。
「地竜の血族を 喰らってしまえば 内側から
貴様の魂が 私の意識を奪おうとしてしまう……
そんなこと 分かっていましたから。
「まあ そんな余計な話はもういいです。
今度こそ消し去ってあげましょう…… ゾルボローグ!!」
そして 破滅の竜ボンゾルフと
創造の竜メビウロスは 激しくぶつかり合った……。
その戦いによって 大地は激しく揺らぎ
竜の咆哮は アヴォロ・ボルハラ遺跡の地下から 天空にさえ轟いた。
破滅の竜ボンゾルフ
「メビウロス……苦しかっただろう。
大いなる闇の支配から 我が解放してくれよう。」
創造の竜メビウロス
「私を解放するだと?
笑わせるな……。
ならば その竜化から 貴様を解き放ってやろうか!」
創造の竜メビウロスが 念じると
なんと ボンゾルフの竜化が 解けてしまった!
ボンゾルフ
「ぐうッ……!!
……だが 竜化が解かれたとて オレはまだまだ戦える!
「来たれ ガメゴン!!」
ボンゾルフの 火球ブレス!
ボンゾルフ
「まだまだッ!
今度はお前だ フォレストドラゴ!!」
ボンゾルフの マッドブレス!
創造の竜メビウロス
「ほう……それは竜術士の技か。
竜を召喚するとは 面白い。」
ボンゾルフ
「オレは決して 独りじゃない。
お前の力も借りるぞ キースドラゴン!!」
ボンゾルフの やまびこの陣!
ボンゾルフ
「覚悟しろ メビウロス。
大地の力で 貴様を押しつぶす……
「……ドガンタロスッ!!」
ボンゾルフの ドガンタロス!
じゅもんが やまびことなって こだまする!
創造の竜メビウロス
「グッ……!!
「……ああ この痛み。
あの時を思い出しますねえ。
昔のゾルボローグも そんな魔法を使っていた。
「でも…… だからこそ ひとつ
あなたに良いことを 教えてあげましょうか。
「創造の真価 というものを。」
ボンゾルフ
「……何だと?」
To be continued...