目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

超一流防具鍛冶職人

みるく

[みるく]

キャラID
: UT055-558
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 盗賊
レベル
: 138

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

みるくの冒険日誌

2026-01-27 18:12:41.0 テーマ:職人活動

撮影場所「天涙の大水源」

バザーの停滞から逃げるように訪れた、ナドラガンドの空。

「……あはっ、また死んじゃった。おめぇら、見た目通り本当につえーじゃねぇか!」

冷たい雨が叩きつける薄暗い荒野で、私は地面に突っ伏したまま、おどけて笑った。
目の前に並び立つのは、金色の角を冠した巨大な「あかつきの神兵」たち。黒いマントを翻し、身の丈を超える大剣を悠然と構えるその姿は、影の底で出会ったあの「堕天のメイス」に負けず劣らずの威圧感だ。

識字障害がある私にとって、バザーの冷たい数字の羅列を追いかけるのは、呼吸をするのも忘れるほどの苦行。鍛冶で打った★2の防具が売れ残るたびに、心に小さなヒビが入る。だから、こうして剣を交える時間が、今は何よりの救いだった。

「さあ、お魚さん。もう一度、ワクワクさせてもらうよ!」

立ち上がり、湿った土を払う。
空気には雨の匂いと、神兵たちが放つ重厚な金属の香りが混じり合っている。

『ピロリロ!』

口笛を吹けば、あかつきの神兵たちが一斉にこちらを向く。
ザッ、ザッ。鎧が擦れる重い音が、私の鼓動と重なる。
一匹、また一匹。
いつものリズムで呼び寄せるけれど、彼らの一撃は想像以上に重かった。

「……っ、重い!」

振り下ろされた大剣が風を切り、鼓膜が震える。
マルチタスクが苦手な私の脳は、敵の動きとチャットの音に挟まれて、すぐにパニックを起こそうとする。画面の端で光るパーティメンバーの状況。自分のHP。刻一刻と変わる戦況。

(あ、今……!)

気づいた時には、もう遅い。
冷たい剣閃が走り、私の世界は再び灰色に染まった。
何度も、何度も死ぬ。
けれど、不思議と心は折れなかった。

「ドロップ……あんまりよくないね」

ようやく倒した一団から手に入れたのは、わずかな手応え。
「おぼろ水晶」と「サンドフルーツ」。
アイテム自体はとても良いものなのに、彼らはそれを、宝石を惜しむように隠し持っている。

「け・せら・せら。欲張っても、なるようにしかならないもんね」

私は、手に入れたばかりの淡く光る水晶を、指先でなぞってみた。
ひんやりとしたその感触は、バザーで無視される哀しみを、ほんの少しだけ冷やしてくれる。
効率が悪くたって、何度も死んだって、この「あかつきの神兵」と全力でぶつかり合った時間は、私の心に確かな物語を刻んでくれた。

「ふー……お疲れ様。また明日、美味しいお料理を食べて、リベンジしに来るよ」

私はお魚さんの背中をそっと見送り、雨上がりの空を見上げた。
次は、あの美しいサンドフルーツを使って、どんな素敵なお庭を作ろうか。
ワクワクの種は、まだ尽きそうになかった。

いいね! 4 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる