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超一流防具鍛冶職人

みるく

[みるく]

キャラID
: UT055-558
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 盗賊
レベル
: 138

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写真コンテスト

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みるくの冒険日誌

2026-02-24 18:45:26.0 2026-02-24 19:11:55.0テーマ:職人活動

撮影場所「霊の実(マイタウンID:6714-8952)」

冒険者日記 ― 2月24日 ―

「……なんで増えないんだろ」

グレン城下町のバザー前。
夕方の空気は少し冷えていて、鉄の匂いと人いきれが混ざっている。

売れた通知は、ずっと鳴りっぱなしだった。

「スパイクバイザー、売れた!」
「スパイクアーマー上、売れた!」
「スパイクグローブ、売れた!」

カラン、と軽い効果音。
手のひらの汗が少し冷える。

「またララさんだ……すごいな」

ログを見ながら、思わず笑う。
今日は本当によく売れた。81個。
受け取りは、6,156,000G。

「600万だよ? すごくない?」

自分で言ってみる。
でも、胸の奥は思ったより静かだ。

素材を買った日のことを思い出す。

ドラゴンのツノをまとめて買ったとき、
ゴールドが一気に減っていく音がした気がした。

チャリン、じゃない。
ズズッ、と砂が崩れるみたいな感覚。

「増えてる、よね?」

所持金を開く。
数字は確かに上がっている。

でも、期待していた“跳ねる感じ”がない。

職人ギルドの炉の前。
赤い炎が揺れている。熱気が頬を刺す。

「今日も叩くの?」

隣の職人が聞く。

「うん……叩くよ」

カン、カン、カン。

光の鍛冶ハンマーが、金属を打つ。
成功の音は、やっぱり気持ちいい。

★★★が光った瞬間、胸が弾む。

「よしっ!」

でもそのあと、ふと静かになる。

「ねえ」

隣の職人に小声で言う。

「がんばってるのに、増えない気がするのって、なんでだろ」

彼は笑った。

「それ、増えてないんじゃなくて、期待がインフレしてるだけじゃない?」

「……インフレ?」

「600万で足りない顔してるよ」

思わず吹き出した。

確かに、最初は10万でも震えてた。
今は600万でも物足りない顔をしている。

バザーの喧騒が遠くに響く。
誰かの「安いよー!」という叫び声。
風に乗ってくるパンの甘い匂い。

ゴールドは、ちゃんと増えている。

ただ、自分の欲が、もっと早く走っているだけ。

「……もう一本、叩くか」

炎の前に立つ。
頬がじんわり熱い。

カン、と鳴る音が、今度は少し軽く聞こえた。

増えてないわけじゃない。
焦ってるだけだ。

そう思えた夜だった。

所持金+銀行
: 93,242,412 G
いいね! 7 件

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