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超一流防具鍛冶職人

みるく

[みるく]

キャラID
: UT055-558
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 140

ライブカメラ画像

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みるくの冒険日誌

2026-07-23 07:11:45.0 2026-07-23 07:15:44.0テーマ:モンスター・ボス討伐

撮影場所「霊の実(マイタウンID:6714-8952)」

三百枚目の奇跡

朝から東京は三十七度まで気温が上がり、窓の外ではアスファルトが揺れて見えた。みるくは白い半袖のTシャツに紺色の短パン姿で扇風機の前へ座り、冷蔵庫で冷やしておいた麦茶を一口飲んでからパソコンの電源を入れる。机の隅には昨日読もうとして途中で閉じた魔塔の攻略メモが置かれ、「ぶんまわし型」と書かれた文字の横には大きな丸印が付いていた。朝ご飯の焼き鮭の皿はまだ流しに残り、味噌汁の鍋からはわかめが一枚だけおたまに張りついたままで、生活の続きをそのまま残した部屋に、パソコンの起動音だけが軽やかに響いた。

今日は福引券を三百枚使う日だった。みるくは肩を回してからマウスを握り、「どうせいつもの白玉だよね」と独り言を言いながら画面を見つめる。一枚、二枚、十枚、五十枚と景品が流れていき、途中で湯飲みの麦茶を飲み足したり、窓際に干したタオルの向きを直したりしながら、気長に福引を続けた。九十九枚目を過ぎても何事もなく、「今日も福引所のお姉さんは私のこと忘れてるんじゃないかな」と笑っていたその時だった。

「……え?」

画面がいつもと違う光り方をした。思わず椅子から少し腰が浮き、眼鏡を指で押し上げて画面へ顔を近づける。一等、キラゴルドコイン。ほんの数秒前まで「また小びんかな」と思っていたのに、一気に頭の中が明るくなる。みるくは慌ててメモ帳を開き、相場を調べ始めた。

「五十七万!?」

数字を二度見した。購入履歴には五十七万ゴールド、五十六万ゴールド、五十六万九千八百ゴールド、五十六万九千九百ゴールドと並んでいる。どれも立派な金額で、画面を見ているだけで口元がゆるむ。ついさっきまで「攻略サイト難しいなあ」と首をひねっていた人とは思えない勢いで、電卓を取り出して利益の計算まで始めてしまった。

その時、タイマーが「ピピピッ」と鳴った。冷凍庫へ三分だけ入れておいた缶ビールの時間だったことを思い出し、みるくは慌てて立ち上がる。缶には細かな水滴が付き、プシュッと開ける音が部屋に響く。冷たい一口を飲むと、喉が気持ちよく鳴り、思わず天井を見上げた。

「今日は運がいい日だ。」

そうつぶやくと、福引の結果をもう一度見直した。三百枚で一等は一枚。それだけ聞けば少なく感じるかもしれない。でも、あの一枚があるだけで、何度も回した時間までご褒美になった気がする。みるくは机の上に転がっていたボールペンをきちんとそろえ、麦茶をもう一杯ついでからコントローラーを握った。

「総帥Zも、この調子で当たるといいんだけどな。」

そう言って笑うと、部屋の隅で扇風機が首を振り、窓際の洗濯物がふわりと揺れた。今日は福引の女神が、ほんの少しだけ、みるくの家へ寄り道してくれた一日だった。

昨日、フレさんと持ち寄りで鉄鬼軍王キラゴルドをはじめて倒した!
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