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超一流防具鍛冶職人

みるく

[みるく]

キャラID
: UT055-558
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 盗賊
レベル
: 140

ライブカメラ画像

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みるくの冒険日誌

2026-08-19 10:22:24.0 テーマ:ハウジング

撮影場所「ナドラガ教団大神殿 総主教の部屋」

満足を食べる魔物

アストルティアの町に、新しいお洋服を買っても誰も喜ばなくなるという異変が起きた。みるくも白いレースのブラウスと桃色のスカートを買い、姿見の前で何度も回ってみたが、すぐに袖の形が気になり始めた。テーブルには食べかけの卵サンドと冷めたミルクティーが残り、開け放した衣装箱から古い靴下が片方だけ飛び出していた。

「せっかく買ったのに、もっとかわいい色にすればよかった。靴も合わないし、髪形だって変えたいな」

そこへフレンドのイルーシャが遊びに来て、みるくへ『照れかわ』のしぐさ書を差し出した。みるくは両手を頬へ添え、恥ずかしそうに体を揺らす新しいしぐさを覚えた。最初は二人で笑ったのに、しばらくすると、みるくは床に落ちたパンくずを靴先で隠しながら口を尖らせた。

「かわいいけど、写真を撮る場所がないよ。庭も狭いし、家具だって古いものばかりだもん」

「みるく、さっきから満足したと思ったら、すぐ別の不満を言っているよ」

イルーシャが窓を開けると、甘く焦げた砂糖のような匂いが流れ込んだ。広場では新しい剣を買った戦士が切れ味に文句を言い、ごちそうを食べた旅人が皿の模様に腹を立てていた。屋根の上には黒い綿毛のような魔物が座り、人々の胸から浮かぶ金色の光を、細長い舌で次々に食べていた。

「あいつが、みんなの満足を食べているんだ!」

みるくとイルーシャは武器を持ち、魔物を追って町の外へ出た。魔物は満足を食べるたびに大きくなり、やがて荷馬車ほどの体で二人の前に立ちふさがった。みるくは短剣を振るったが、魔物は攻撃されても笑い、今度はみるくの服から金色の光を吸い出そうとした。

「その服、本当は気に入っていないんだろう。もっと高い服が欲しいだろう」

みるくは答えかけたが、桃色の袖に小さな縫い目を見つけた。それは店の職人が丁寧に仕上げた跡であり、イルーシャは雨の中を歩いて『照れかわ』を届けてくれた。朝から残したままの卵サンドまで思い出すと、急にお腹が鳴った。

「この服、やっぱりかわいい。しぐさをくれたことも、遊びに来てくれたことも、ちゃんとうれしいよ」

胸から金色の光があふれ、みるくの短剣を包んだ。イルーシャも、泥のついたブーツを見下ろして笑った。

「私も、この靴で一緒に冒険できるのがうれしい!」

二人が同時に斬りつけると、魔物は食べた満足をすべて吐き出し、小さな黒い毛玉になって逃げていった。町へ戻った人々は、剣を磨き直し、料理人に礼を言い、古い家具の傷まで思い出として眺めた。みるくは冷めた卵サンドをイルーシャと半分ずつ食べ、桃色のスカートについたパンくずを払いながら『照れかわ』で写真を撮った。

「次は新しい靴が欲しいな。でも今日は、これで大満足!」

「そのくらいの欲張りなら、魔物にも食べられないね」

二人は顔を見合わせ、夕焼けに染まった広場で何度も照れながら笑った。

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