第6話 消えたルミナ! 闇の魔法少女!?
「ルミナ! どこにいるんだ!?」
朝から街中を探し回るカギヤマン。
昨日まで一緒に戦っていたルミナが、突然姿を消してしまったのだ。
「連絡もないし、家にもいない……」
ミルキーが心配そうに言う。
「昨日の怪物との戦いのあとから、魔力の反応も消えてるんだ」
「まさか……敵に何かされたのか?」
そのとき――。
ピキィィィン!
空から黒い魔力が降り注いだ。
「この魔力……!」
カギヤマンが顔を上げる。
黒い霧の向こうから、一人の魔法少女がゆっくりと姿を現した。
黒と紫を基調にした衣装。
手には、闇の力をまとったステッキ。
「……ルミナ!?」
しかし、彼女は答えない。
「あなた……誰?」
冷たい声が響く。
「私は――ダークルミナ」
「ダーク……ルミナ!?」
カギヤマンは驚く。
姿は確かにルミナ。
でも、雰囲気がまるで違う。
「ルミナをどこへやった!」
「ふふ……」
ダークルミナは静かに笑う。
「ルミナは、もういないわ」
「そんな……!」
ミルキーが叫ぶ。
「違う! あれはルミナだよ!」
「じゃあ、元に戻せばいいんだな!」
カギヤマンは杖を構える。
「ルミナ! 俺だ! 一緒に戦っただろ!」
ダークルミナの表情が一瞬だけ揺らぐ。
「……カギヤマン?」
「そうだ!」
「……知らないわ」
ダークルミナが杖を振る。
「ダーク・スター!」
黒い星の魔法が飛んでくる。
「うわっ!」
カギヤマンは必死にかわす。
「ルミナ、やめろ!」
「私はルミナじゃない!」
次々と黒い魔法が飛んでくる。
カギヤマンはプリズムフォームへ変身する。
「マジカルチェンジ!」
四つの宝石が輝き、プリズムフォームが姿を現す。
「俺は戦う!」
「なら、こちらも全力でいくわ」
二人の魔法少女が向かい合う。
光と闇。
ハートと黒い星。
激しい魔法がぶつかり合う。
しかし、カギヤマンは攻撃を止めた。
「……やっぱり、俺にはルミナを攻撃できない!」
「何を言ってるの?」
「絶対に思い出させてやる!」
カギヤマンは杖を胸に当てる。
「俺たちは仲間だった!」
その言葉に、ダークルミナの瞳が揺れる。
「……仲間……?」
一瞬、彼女の中に記憶がよみがえる。
――一緒に笑ったこと。
――一緒に戦ったこと。
――カギヤマンを励ましたこと。
「……うっ!」
ダークルミナが頭を抱える。
「私は……誰……?」
カギヤマンが一歩近づく。
「ルミナ!」
「……カギ……ヤマン……」
しかし、その瞬間――。
「ダークルミナ!」
謎の声が響いた。
黒い魔力が彼女を包み込む。
「まだ目覚める時ではない」
「待て!」
カギヤマンが手を伸ばす。
だが、ダークルミナは黒い霧の中へ消えてしまった。
「ルミナ――!」
静まり返った街。
カギヤマンは悔しそうに拳を握る。
「絶対に助ける……」
ミルキーがそっと隣に寄り添う。
「うん。きっと戻せるよ」
カギヤマンは空を見上げた。
「待ってろ、ルミナ」
その瞳には、強い決意が宿っていた。
「今度は俺が……君を守る!」
――つづく。

次回予告
「ルミナを取り戻すため、カギヤマンが闇の世界へ!」
「ダークルミナ、俺と戦うのか!?」
「お願いだ……思い出してくれ!」
次回、第7話『カギヤマンVS闇の魔法少女!』
「俺は絶対に、ルミナを諦めない!」
あれ、なんか面白い展開になってきたぞ
わあわあ言うとります。
お時間です。