第7話 カギヤマンVS闇の魔法少女!
「ルミナを……絶対に取り戻す!」
カギヤマンは、黒い霧が消えた場所を見つめていた。
「カギヤマン!」
ミルキーが飛んでくる。
「今の魔力を追えば、ルミナのいる場所がわかるかもしれない!」
「本当か!?」
ミルキーが魔法を使うと、空中に黒い光の道が現れた。
「この先に、闇の世界への入り口があるよ!」
「よし……行こう!」
カギヤマンは黒い光へ飛び込んだ。
――その先に広がっていたのは、空も地面も紫色に染まった不思議な世界だった。
「ここが……闇の世界……」
「気をつけて、カギヤマン!」
その瞬間――。
ドンッ!
目の前に黒い魔力が集まり、一人の少女が現れる。
「来たのね……カギヤマン」
「ルミナ!」
そこにいたのは、ダークルミナだった。
「ここから先へは行かせないわ」
「どうしてだよ!」
「私は闇の魔法少女。あなたの敵だから」
「違う!」
カギヤマンは杖を構える。
「君はルミナだ!」
「……違う!」
ダークルミナが杖を振る。
「ダーク・スター!」
無数の黒い星が飛んでくる。
「マジカルチェンジ!」
カギヤマンの身体が光に包まれる。
「プリズムフォーム!」
赤、青、黄色、ピンクの四つの宝石が輝き、カギヤマンは新たな姿へ変身する。
「ルミナを返してもらうぞ!」
「なら……私を倒してみなさい!」
二人の魔法が激しくぶつかり合う。
しかし――。
カギヤマンは決して攻撃を当てようとはしなかった。
「どうして……反撃しないの?」
「君を傷つけたくないからだ!」
「私は敵よ!」
「それでも!」
カギヤマンは叫ぶ。
「俺は君を仲間だと思ってる!」
ダークルミナの動きが止まる。
「……仲間……」
その瞬間、また記憶が浮かび上がる。
「カギヤマン……」
一緒に戦った日。
笑い合った日。
「ルミナ!」
カギヤマンが手を伸ばす。
「帰ろう!」
ダークルミナの瞳に涙が浮かぶ。
「私は……帰りたい……?」
しかし――。
ズズズズズ……!
突然、闇の力がダークルミナを包み込む。
「うっ……!」
「ルミナ!」
謎の声が響く。
「まだだ……闇の力に逆らうことは許さない」
「誰だ!」
カギヤマンが叫ぶ。
黒い影が一瞬だけ姿を現す。
「いずれ、お前たちの前に姿を現そう」
「待て!」
影は消える。
そしてダークルミナも、再び黒い霧に包まれてしまう。
「ルミナ!」
カギヤマンは必死に手を伸ばす。
そのとき――。
「……カギヤマン」
小さな声が聞こえた。
「!」
「……私を……忘れないで……」
「ルミナ!」
黒い霧が消える。
そこには、もう誰もいなかった。
カギヤマンは静かに杖を握る。
「絶対に忘れない」
ミルキーが隣にやってくる。
「うん……」
カギヤマンは前を向く。
「ルミナを操ってる奴を見つける。そして――」
プリズムフォームの四つの宝石が強く輝く。
「必ずルミナを取り戻す!」
――闇の世界に、カギヤマンの決意が響き渡った。
――つづく。

次回予告
「ええっ!? ミルキーにも秘密があるの!?」
「ずっと隠していたことがあるの……」
「ミルキー、お前はいったい……?」
「ごめんね、カギヤマン……」
次回、第8話『妖精ミルキーの秘密!』
「明かされる、ミルキーの本当の秘密!」
続きが気になってきたぞ!
わあわあ言うとります。
お時間です。