最終話 第12話 未来へ! カギヤマン★マジカルチェンジ!
「……静かになったね」
闇の城が消えた空を見上げながら、ミルキーがつぶやいた。
ダークキングとの戦いから数日。
街には、いつもの日常が戻っていた。
「本当に……終わったんだな」
カギヤマンは空を見上げる。
その隣には、元の姿に戻ったルミナ。
「うん。カギヤマンのおかげだよ」
「いや、俺一人じゃない」
カギヤマンは笑う。
「ミルキーがいて、ルミナがいて……みんなの光があったから勝てたんだ」
「カギヤマン……」
ルミナが優しく笑った。
すると――。
ピカッ!
カギヤマンの杖が突然輝き始めた。
「えっ!?」
四つの宝石が光り、中央に白い光が浮かび上がる。
「魔法が……戻った?」
ミルキーが驚く。
カギヤマンは杖を握る。
「マジカルチェンジ!」
キラキラと光が舞い、カギヤマンはプリズムフォームへ変身した。
「カギヤマン・プリズムフォーム!」
「わあっ! やっぱりかわいい!」
「だから、その感想はやめてくれぇ!」
カギヤマンが恥ずかしそうに叫ぶ。
ルミナとミルキーが笑う。
「でも……」
カギヤマンは自分の姿を見つめる。
「もう、魔法少女になることを怖がらなくてもいい気がする」
「うん!」
ミルキーが大きくうなずいた。
そのとき――。
空から無数の光が降り注ぐ。
「これは……?」
街の人々の笑顔が、光となって空へ集まっていく。
「心の光だよ」
ミルキーが言う。
「ダークキングが消えて、みんなの心に光が戻ったんだ」
カギヤマンは笑顔になる。
「そっか……」
杖を空へ向ける。
「これからも、この光を守っていこう!」
「うん!」
「私も一緒に戦うよ」
ルミナも杖を構える。
三人の杖が重なる。
「せーの!」
「「「マジカルチェンジ!」」」
三色の光が空へ舞い上がる。
街いっぱいに、虹色の光が広がった。
――こうして、ダークキングとの戦いは終わった。
だけど。
魔法少女カギヤマンの物語は、まだ終わらない。
カギヤマンは空を見上げる。
「俺たちの未来は……これからだ!」
ミルキーが元気よく叫ぶ。
「カギヤマン★マジカルチェンジ!」
「おーっ!」
ルミナも笑顔で拳を上げる。
青空の向こうに、三人の新しい未来が始まっていた。
そして――。
誰も知らない場所で。
小さな黒い光が、ゆっくりと消えていく。
その中から、謎の声が響いた。
「……まだ終わってはいない」
「次の扉が……開く」
黒い光は、ひとすじの白い光へ変わった。
――完。

★第二期予告★
「カギヤマンの魔法が、ある日突然なくなった!?」
「ええっ!? じゃあ俺、普通の男に戻ったの!?」
しかし――。
謎の光に包まれたカギヤマンの姿が変わっていく。
「ちょ、ちょっと待って!?」
「これは……新しい魔法?」
ミルキーが驚く。
「違う……」
ルミナがつぶやく。
「これは……『乙女転生』の魔法……!」
光の中から現れたカギヤマン。
そこには、これまでとは違う新たな魔法少女の姿があった。
「俺が……乙女に転生!?」
「そう!」
ミルキーが叫ぶ。
「第二期では、カギヤマンの新しい運命が始まるの!」
「そんなの聞いてないぞーーーっ!」
そして、謎の敵が姿を現す。
「カギヤマン……あなたの中に眠る『乙女の力』をいただくわ」
「乙女の力って何なんだよ!?」
「答えは――次の物語で」
光と闇が再び交差する。
新たな仲間。
新たな敵。
そして――。
新たなカギヤマン!
第二期――
『カギヤマン★乙女転生!~新たな私、誕生!?~』
「俺は男だーーーっ!」
「でも、魔法少女です!」
「なんでだよーーーっ!!」
COMING SOON――!
わあわあ言うとります。
お時間です。