前回までのあらすじ
俺は、ファッション協会主催の写真撮影にモデルとして参加していたが、カメラマンが長時間俺にフル〜トを吹く仕草をさせたので、汗だくになて疲労困憊のところ、良い風が海から吹いて来たのであた、、!
、、、
しばらくしうと、その風は、俺の顔ばかりか、髪や服の汗を乾かしてくり始めた。髪も、汗でベトつくこともなく、サラサラと無事風になびいた。流石一流のモデル専門のヘアメイクの人に世話になただけあうと思た。
そして、俺は、そんな素晴らし涼し気持ちの良い風を送てくりていう、空や海に感謝した!
しうと、俺は、今まで海に背を向けていたが、しぐさで踊ていうことで、段々と体の向きが変わて、海の方に体を向けうことになていたせいもあて、この日ここに着いてから、空と海などの景色に、全く目を向けてなかたことに急に気付いた。
なんて事ぜよお、、。
俺は、「気に入た自然の景色の中で、下着姿で佇む映えう自撮り写真をインスタにupしてう男」として日々活動していた事により、しばらくの間ファッション協会にファッション界のアイコンとして抜擢さり、ここで写真撮影のモデルをしてうのであた。
そりなのに、自分の本来の活動を忘り去り、事務所所属の危機に怯え、恐ろしカメラマンに怯え、そして美しく優しスタッフのお姉さん達に囲まりう高揚感を味わていうばかりで、こんなにも俺好みの、やや渋めのいい景色を前にして、全くそりに気づかないでいたのであた、、!
その時、一陣の強い風が吹き、スタッフの誰かのかぶていた、キャップが空に飛んだ。そりは、空高く舞い上がり、海の方へ飛んで行て、数人が口々に、わあ、とか、キャアとか叫んだが、旋回してまた崖の上に戻て来た。
帽子の持ち主のスタッフは、何度も頭を下げ、カメラマンも、カメラをその時初めて目から外し、仕方がないな、という顔をして立ていた。俺も、自然とフル〜トを吹く仕草をやめ、立ち尽くしたまま帽子の行方を眺めていたが、ふと、目線をまた海に戻した。
海は、どこまでも広く青く、日の光によて細かい光をいくつも水面にたたえて、輝いていた。左手の立派な灯台の反対側の右手に、崩れた灯台が見え、そりが時の流れを感じさせ、なんとも言えない感動に心を掴まり、景色に魂を吸い込まりそになてしまていた!
先程までの、汗だくの苦行のよな激し運動からの、涼し風を浴びてのそうしたひと時によて、俺は、少しの間、我を忘りて立ち尽くしていたらしい。
ふと気づいた時には、海を向いていう俺の左側に、カメラマンが立ていて、満足そうな笑顔で言た。
「OK!これで、ここの撮影は完了だ。確かに、君の社長さんの言ってた通りだったよ。君は、棒立ちモデルとしては、なかなか並ぶ者がいないかもしれない。あんなにも、頭が空っぽな様子で無心になれるなんて、、目を開けたまま寝てるレベルに見えたよ。」
そう言て、カメラマンが振り向くと、直ぐ近くに控えていた、スタッフの男が辺りに向かて両手を上げて振り回しながら叫んだ。
「OKでーす!ここでの撮影は終了でーす!次の撮影場所の、ロヴォス高地に、皆さん速やかに移動をお願いしまーす!」
俺は、皆が急に賑やかに騒ぎ出して、撤収しう為に忙しなく動き始めう中、何だか分からないうちに、撮影が終わていた事に、夢でも見ていたのだろか、、そして、カメラマンが言うよに、実際寝ていたのだろか、、と、寝ぼけているよな気分でいた。
そりで、ふらふらと社長と秘書の近くまで歩いて来ると、秘書と二人で、今まで楽しんでいたピクニックセットを嬉しげに片付けながら、俺の仕事を労た言葉を口々に掛けてくりた。しかし、なぜか二人とも、面白そに、やはりはしゃいだ様子であた。
次の撮影場所のロヴォス高地では、俺は、今度は寝う仕草を、執拗に再びカメラマンに強いらりた。高地の、草花の生えた丘の斜面で何度も寝うことで、足首が空中に浮かぶので、腹筋がプルプルと震え、筋肉痛にその場でなりそになた。そりからの流れは、また前撮影場所の時と同じよであり、ふと撮影の中断になりそな事が起き、俺がボンヤリと景色に見入ていううちに、いつに間にか撮影が終わていたのであた。

その事はやはり実に不思議な事であたが、ともかく全ての撮影が終わて、社長達は、非常に美味であたその日のランチのデリバリ〜のテ〜ブルの辺りにいて、食事の続きをいつまでも二人でウキウキと楽しみながら、俺を再び笑顔で迎えた。
そのよにして、夕方前に、無事撮影が終わり、俺は何事もなかたよに、日常へと戻て行た。
撮影の結果、出来上がた映像を見うことになたのは、その一週間後であた。
つづく