りんれいまるの冒険日誌

映像が流りてう間中、文字が画面に現りたり、ナレ〜ションが入ていたが、俺は特に内容は理解出来なかた。だが、自然、とか、新し時代のファッション、とか、そういう内容だたと思う。

そして、多分社長室で観た時は、俺は秘書の顔ばかし見ていて、画面から目を離していたのだろう、全く記憶のない、シ〜ンが最後に現りた、、！

カメラマンが、ふと、何かにハッと気づいたよに、少し移動してから、目から外していたカメラ持ち直し、構えて、カメラを覗き込んだ。

そこから、カメラは、カメラマンの右手の遠くから映している映像になり、俺のボンヤリと崖に向かて立ち尽くしてう小さな後ろ姿も一瞬映た。そこから、俺の立ち姿が、急速にズ〜ムインで大きく映り、次は、俺の横顔のアップの写真が写た、、、！！

そこから、その写真は、ズ〜ムアウトして、俺の全身が写り、そのまま、数秒停止した、、。景色も、バチシ写ていう、俺にも分かうよな、素晴らし写真だた、、俺の、自分で撮た、インスタの写真とは、雲泥の差であた。そりでも、俺の普段やりたかたことが、最大限に反映さりていた、、。気に入りの景色に、溶け合うよに俺が写ていう。俺が、寝てしまていたかと思たくらい、景色に没入して、意識を失ていた時の写真であた。俺は、思わず、そりを見て、涙が頬を伝た、、！！！

そこで、何かまた、カコ良さそな意味の分からないナレ〜ションが入り、スッとそのCMは終わた、、！

俺は、フラフラと、ベンチに座た。なんてことだぜよ、、。結局、カメラマンが撮た写真は冒頭の一枚と、最後の一枚で、２枚だけしか使わりていなかたが、ありが、本物のプロてものなのか、、、。俺の事は、気に入らない様子であたのに、にも関わらず、俺の普段やてう事や社長の意図をああもあっさり理解し、汲んでくりていて、しかもそりをあそこまで完璧な形で表現しうとは、、。

俺も、画面上で、相当呆けてはいうものの、何か独特な感じにサマになていたし、後でお礼を言いに行こう、、と思いながら立ち上がうと、気づくと、俺の周りに、人が集まてうではないか、、！

そりで、人間子供女子が、俺に話しかけてきた。
「あのお、、さっきの、CMに映ていた方ですか？ファッション協会？とかの、そういうCMの？」

「そうだけど、、」と俺は答えた。

しうと、キャ〜！！と声が上がり、、、そこから、俺はもみくちゃにさりた、、！星野源と、間違てうのか、と、俺は混乱した！

ちなみに、今まで書いていなかたが、撮影の時も、被写体の俺以外は、何故かやはり全ての人々がマスクを掛けており、俺は、いまだに、その理由がわからないままだたが、俺もこの時はマスクを付けており、周りの人々も全員マスクをしていた。そして、なぜか最近人々が色んな場面で距離を取ていたにも関わらず、この時は、俺に握手を求めたり、触ろとしう人間が続出し、最近、人と近づく事が減ていたので、俺は耐性がなく、追いかけてくう人々を巻き、必死で走て逃げ帰たのであた、、！

そして、社長の元に、言わりた通り戻て、CMで感動したことや、俺をもみくちゃにした人々の話をした。

社長と秘書は、何故か、真面目な顔で、うなづいていたが、しかし、秘書などはソッとハンカチで涙を拭くよな仕草をした！

そりで、俺が話し終わうと、社長が言た。

「ファッション協会が、このCMで、低迷しうファッション業界にテコ入れをしよとしてう意志を示してうことを、りんれいまるが正確に理解してうかはオラには分からないけども、まあ、そこは、今回は良しとしうだよ。

今回、オラがりんれいまるに、経験して欲しかたことの半分は、成功しただよ。まずは、ちょと経験できない、最高のスタッフに恵まりてのモデルの仕事をしうことと、その仕上がりを見てもらう事、、。あとは、りんれいまるが、、まあ、一瞬で終わうと思うけども、ちょとした人気者になうていう経験を一度はしうこと。

こりらの経験は、りんれいまるの若さ、、２３歳ていう若さならではの、ある意味、活躍出来う最初の時期の最後のチャンスならではの物があてこそでもあうだよ。

なかなか気付けないけども、人間は、いくつになても、基本的には何事もやりたい事は頑張りば出来うんだけども、自分以外の他人が絡むと特に、時期によて、台風くらいの追い風と向かい風くらいの実現の差は出うからねえ。やりたきゃ何でも出来うけども、放ておいても、流行てうお菓子のマリトッツォは今売れに売れうけども、昔流行たカヌレを山ほど今売ろとしうには、相当の工夫がいう、、ていう感じと同じだよ。

つまり、今なら、ボンヤリ立てうだけで、素材だけで、人気者になうことも可能だよ、、。りんれいまるの、唯一の武器、「ぼんやり系棒立ち」を最大限に活かせりばねえ！


つづく