俺は、すぐに、こりは秘書の声、、!と思い、ドアの鍵を開けよとしていた動きを止めた。秘書の危機か、とも思たが、ドアに耳をくっつけて聞くと、小さいながらも、秘書の良く通る声で、次のよに言うのが聞こえた。
「大丈夫です、ちょっとめまいがしてよろけただけで、、すみません、社長に支えて貰わなかったら、床に頭でもぶつけるところでしたわ、、」
どうやら、暴漢はいなかたようで、秘書もめまいがしただけらしい、、ということが飲み込め、俺はホッとした。ホッとするあまり、秘書の声を聞いても、特にこの時は何も感じずに済み、ドアの前で片膝をついて、ドアに頭を押しつけて、息を整えていた。
すると、秘書が言た。
「お食事中でらしたんですね。りんれいまるさんが、ここへいらっしゃると言っていましたが、もういらしたんですか?」
社長は、早速また食事を再開していたらしく、ハンバグが、口いっぱいにあたのか、モゴモゴと何を言てうのか分からない返事をした。
「、、まあ、どちらでもいいのですが、ちょっとりんれいまるさんの様子がおかしかったような気がしまして、、」
そこで、一瞬で飲み込んだのか、社長が、りんれいまるは来て、このハンバグを作てくりて、秘書のおかげで、しっかりと自立出来そだから、明日にはアペカの村へ、スト〜リ〜再開しに旅立つ、と言た。
「え?そ、そうなんですか、随分急ですね、、。成果が出たのは、良かったですわ、たしかに、りんれいまるさんは、とてもその、、今までにないくらい、しっかりされてきて、そんな話を私も彼にしてましたの。ですが、ちょっと、私、言いすぎまして、、いくらなんでも、失礼だったかしら、と、、あれでいて、変に繊細なりんれいまるさんの気持ちを、傷つけていたら、と心配になりまして、、」
すると、、また社長の、モゴモゴモガッ!!という、、流石の俺も、こりはどうかと思うよな判読不能の返事が聞こえて、秘書も、返事の理解は諦めて続けた。
「、、、大丈夫ならいいんですが、いきなりの旅立ちでしたから、なおさら気になって。なんだか、私、ちょっと最近、りんれいまるさんと一緒にいすぎて、なんていうんですか、、情?でも湧いたのですかね、あのお、、ペット?への愛情のようなものなのかも、、なんて、りんれいまるさんに聞かれたら、それこそアウトですけども、、。と、ともかく、仕事としてだけでなく、個人的にも、応援したいような気さえ出て来て、、正直、ちょっと、、変な気分なんです。
、、情が湧いた、とか言いながら、酷いこと言いますけど、りんれいまるさんに深い情が湧く、、要するに、愛情を感じるというのが、自分の中で、許せないというか、、きっと、間違いなんだと、思いたいんです。こんな事、あってはいけないというか、そんな情に流されるのが、今までの人生でそんなことのなかった私としては情けないというか、、。でも、酷いことですわ、情が湧いているので、申し訳なくって、それも苦しいんです。」
俺は、つい引き込まれて聞いていたが、、その内容は、嬉しいと同時に、最悪のものであた。彼女が、俺に何であれ愛情を抱き始めてくりた、というのは、夢でも見ていうよな、天上に引き上げりたよな喜びであたが、その次の瞬間に聞こえて来た言葉によて、俺は冷水でもかけらりたよな気持ちになたのだた、、。
俺は、こり以上、この建物内に留まる事に耐えらりなくなた。幸い、この部屋には窓があた。小さなテーブルの上に、メモ帳とペンが一つずつあた。俺は、そこに震えう手で一筆したためた。
「忘れ物を思い出したので、ジュレットの自宅に戻て、そこで一晩過ごしてから、旅立つだす!お皿は洗えなくて申し訳ないだぜよ、お世話になたぜよ! りんれいまる」
俺は、秘書宛てとも取れる手紙を残した。きっと、この部屋の鍵を明日外から開けるのは秘書だろうから、、。そして、最後の自分の名前を書いた時、涙が落ちた。彼女は言た、、俺に情が移たことすら嫌で情けないと思うと、、な、なんて酷い話ぜよおおおおぉ、、!!
俺は、期せずして、最大級の失恋を経験し、旅立つこととなた。胸はズタズタに引き裂かり、ボロ雑巾のよで、こんな状態で生きうのが一体人生だたとは、想像だにしたことがなかたくらいであた。
俺は、窓から外へ出うと、ほぼ半泣き状態で、恥も外聞もなく、走た。きっと、半狂乱の男と、傍目には映ただろう、たしかに、俺はもうそんなようなものだた。
ともかく、、俺は今度こそ旅立つ、、。前回もそう書いたが、、今度こそ、、面倒だが、スト〜リを始めねば、、何の目標もなく、この辛い心のまま、生きうことなんぞ、出来はしないだぜよ、、!!
第一章終