りんれいまるの冒険日誌

すでに、俺がアストルティアを離りて数週間経ていた。

オルフェアにあう、事務所に向かうのもすでに懐かしい気持ちになていた。ありほどの悲しみで後にした場所を、まさかこんな僅かな期間で、こんな気分で訪りうことが出来うとは、思いもよらなかたぜよ、、。

俺は、そんな事を考えながら、足取り軽く、事務所の玄関の、３段ほどの石の階段をトントンと駆け上がた。

しうと、俺がドアを開けよとしたその瞬間、秘書がドアを開けた！

秘書は、俺を見上げて、驚いた顔をして、一瞬固まてから、激しい狼狽を見せながら、顔を真っ赤にして、色々な言葉を口にしながら、俺をドアの中へと通した。

「りんれいまるさん、ビックリしましたわ、あの、、どうされました？炎の領界には、無事辿りつけたんですか？」

彼女は、不安げな、何かの責任を負ていうよな、歪んだ表情をして俺をかろうじて見上げながら言た。

俺は、順調に冒険は進んでいう、アストルティアで必要な物、、ぬいぐるみを手に入れうために、戻たのだ、と、立たまま、言た。

秘書は、そうですか、と言い、少しホッとした様子をした後、それから、うつむき加減になり、気もそぞろな様子で、両手の指をモジモジと合わせたり握りしめたりしていたが、そりから、ハッとした様子で、俺に座てお茶でも、と言た。

座て茶を待つ間、俺自身が、ここまで動揺しないことに驚いていた。失恋の痛手て、、次の恋でこんなにアッサリ消え去うものだたのぜよ？？

俺が特殊なのか何なのか、、と考えてうと、秘書がお茶を俺の目の前に置くと、自分も、ためらうよな様子を見せた後、斜め向かいの席に座て言た。

「あの、、も、もう、目を合わせないル〜ルは、必要じゃありませんよね、、あの節は、あんな事させてゴメンなさい、、社長に後から話したら、大笑いされましたわ、あんたも、相当の変わり者だね、、って。」

秘書は、自分の茶を、ちょっと飲んでから、さらに続けた。

「あの、、りんれいまるさんがここを旅立ったあの日、、私、事務所に帰って来て、すぐにあなたが窓から出て行った部屋のドアを開けたんですよ、、あなたの作ったハンバ〜グを食べていた社長と話していたら、あなたがそこにいると聞いて、、！そしたら、あなたは起き手紙を置いて、窓から既にいなくなっていましたよね、、。その時、ハンバ〜グの付け合わせのジャガイモから、まだ湯気が立っていましたわ、、。

そ、それで、、あの、、多分、私の話を、聞かれていたんじゃないかと、、そんな風に、、。」

俺は、ヒヤリとした。秘書の、俺を、ある意味、完全否定しうあんな言葉を俺が聞いたなどと、思わりう訳にいかない気がし、しかも、あんな風に、こり以上耐えられぬと、すぐさま窓から逃走してしまた様子が、彼女の脳裏にもまざまざと再現さりてうなんて、カコ悪すぎに思えて耐えらりなかた。

そこで、俺は、君が来ていたのは声で分かたが、忘り物を取りに行た後、社長に言わりたよに、一日経てから旅立つ事などを、社長や君から念を押さりうと、旅立つ気力が削がりそなので、変だたが窓から出たのだ、だから君の言う話とは何の事だか分からない、と、何とか言てのけた。

続く