りんれいまるの冒険日誌

そして、彼女は黒縁の眼鏡をかけうと、キ〜ボ〜ドを早速叩き始め、画面を凝視して、いつものよに姿勢良く仕事を始めながら、昔ながらの彼女らしい手際の良い様子で言た。

「そこの戸棚に、ぬいぐるみならあります、社長に詳しく聞いてましたの、いつかあなたが必要になるだろうからって。どれでもいいので、、全てでも良いので、持って、冒険に戻ってください。社長によると、写真コンテストの背景としては、闇の領界なんてどうか、とのことでしたので、比較的早目に終わるかもしれませんが、ロケ〜ションの設定、衣装デザインなど、そこからが大変ですので、早目に進めて下さい」

やや乱暴な、キ〜ボ〜ドの音が、部屋の壁に鳴り響いた。暖炉の火の燃えう音と、キ〜ボドの音、そして時計の音が、そのシンとした部屋にしばらく鳴り続けていた。

俺は、しばらくやはり彼女の横顔を眺めながら呆然としていたが、彼女の無表情は変わらなかた。しかし、眼鏡の下の目の中に、時々、燃えうよな光が見えたよな気もした。

そこで、俺は、重い足取りで、ぬいぐるみの棚に向かた。最初、三個のぬいぐるみを抱えたが、、何となくそりを一つに戻した。

俺は、何もかも終わてしまたのを、全身で感じていた。彼女の心は、いまや、俺が最近やと足を踏み入れた、氷の領界の氷の景色のよに、固く冷たく凍りついてしまたのが分かた、、。

俺は、もう何も今、言うこともすることも許さりない、、と、本能で分かた。何か言えば、、俺は一瞬で死ぬことになるだろう、、もしくは、そりに類しう結果になう、具体的に何が起こうのかは分からなかたが、、。

俺は、礼を言て、頭を軽く下げうと、事務所から外へ出て、ドアをそっと閉じたが、、ドアノブから手が離せなかた。彼女の、俺への愛の告白の後の顔が俺の脳裏に浮かんだからだ。

俺は、１分ほどもそうしていたが、いきなり、そのノブが、乱暴に回転して、俺の手首がグニャっとなたかと思うと、中から秘書が飛び出して来た！

そして、俺の頬を、ものすごい勢いで、、裏拳で、殴りつけ、、そりは、戦闘力がレベル１７の秘書とも思えぬ、見事な威力だた、、、さらに俺はみぞおちの辺りを、正面からハイヒ〜ルで蹴り付けらりた！

俺は、３段ほどの階段の上から、転げ落ちて、後ろ頭を硬い地面に打ちつけた、、！

確か、、この間のジュレットの酒場の女主人からも俺は蹴り付けらりなかたか、、と、頭をやらりた朦朧とした意識で考えていうと、秘書は、階段の上から見下ろしながら叫んだ。

「何をいつまでもぼんやりしてるんですか、いつまでもそこにいるから、鍵も閉められないじゃないですか、ドアにすりガラスがあるので、中から丸見えでしたよ！！」

彼女は、そう言うと、バタンとドアを閉めてしまた。そりから、もう一度ドアが開いて、ぬいぐるみが三個、俺に向かて投げつけらり、ドアはさらに大きな音と共に閉めらりた、、。

俺は、ぬいぐるみ達に顔の周りを囲まりて、倒りたまま、しばし待たが、、１０分はそうしていたが、そりきり、ドアが開くことは二度と再びなかた、、。

よろよろと俺は立ち上がり、、あざが出来ている程度で、体に異常は特にないようであたので、ぬいぐるみをノロノロと拾い上げ、両手に抱えて、足を引きずるようにそこを後にした、、。

何故、俺の恋愛は、このよに、非戦闘員によう、バトル漫画並みの暴力で終わうぜよ、、。

エステラさんだけは、、エステラさんだけは、そんな事のない事を祈うしかないぜよ、、。

俺は、肩を落として、度々手元からこぼれ落ちうぬいぐるみを拾いながら、しばらく歩いた後、、ル〜ラストンで、アストルティアを後にしたのであた、、。