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翠将撃破の勇士

アイリス

[アイリス]

キャラID
: RR762-109
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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アイリスの冒険日誌

2021-05-06 17:34:23.0 テーマ:写真活動

アストルティアの花と風景 レンダーシア(内海)編~ ソーラリア渓谷、古き神の遺跡 ~

アストルティアの花と風景を紹介する記事を書いています。
今回は、レンダーシア(内海)編として、ソーラリア渓谷、古き神の遺跡についての記事を書いていきます。尚、今回紹介する両エリアは、ストーリーが進行すると、比較的早い段階で真の世界からは失われてしまいます。
そのため、今回の記事で使用する写真は、全て偽りの世界で撮影したものになります。

ストーリーを進めて、初めてソーラリア渓谷とその奥の古き神の遺跡を訪れるのは、偽りのレンダーシア世界で様々な苦労の末に勇者姫と出会い、ともに真のレンダーシア世界に帰還した後になります。


勇者であり、同時にグランゼドーラ王国の姫でもあるアンルシア姫とは、常に一緒にいることは出来ませんが、かわりに賢者ルシェンダに協力して、まずは世界の実情調査のため、再びレンダーシア各地を巡ることになります。
賢者ルシェンダに託された運命の振り子という呪具に集められた力により、指し示された運命の特異点、その最初の一つがソーラリア渓谷と古き神の遺跡だったのです。
そして、このエリア探索行は、途中までは別行動ながら、最奥地で久しぶりに勇者姫と合流する手筈になっていたのでした。 ソーラリア渓谷は、文字通り急峻な岩山から激しい水流が削り出したような、狭隘な山道が大半を占めています。
この先にある古き神の遺跡への参道らしき遺構が、入口から奥まで続いています。
地味は豊かとは言いがたい土地柄ながら、写真のような草むらも見つかります。
そしてよく見れば、ソーラリア渓谷で見つかる草花はドワチャカ大陸のものによく似ているのです。
私の足元の濃い緑の葉に黄色い花をつけた草は、アグラニ周辺やガタラの町中でも見かける花とよく似ています。
また、他の草も、サーマリ高原等でも見られる草に似ています。
もしかしたら、はるか遠い昔、ソーラリア渓谷で土木工事をしたのは、ドワチャカ大陸出身の工匠達だったのではないか、はるかドワチャカ大陸から、彼らが知らず知らず、この地に種を持ち込み、遺していったのではないか。立ち止まって、そんなことを考えてしまう私でした。
古き神の遺跡エリアの手間からは、雰囲気が一変します。
立ち並ぶ巨木からは、謎めいた光の粒が放たれ、その先にある何かが、尋常なものではないことを暗示しているかのようです。
古き神の遺跡エリアの植生もまた、外部とかなり異なっていました。
日が当たる場所には草地が広がり、ここにしかない花も見つかります。
写真の、芯が薄紅色で縁がクリーム色をした大ぶりの花は、このエリアの固有種です。
青紫のやや小ぶりの花は、似た花がオルフェア西にも見られますが、色味は少し違うように見えました。
石柱に巻き付いている黄色い花をつけた蔓草は、崖や遺跡の内部にも見つかり、これを伝って登り降りすることができます。
まさに、この不思議な蔓草に助けられて、私達は古き神の遺跡の最奥まで到達するのですが…。 御神体を祀る結界の間に、既に魔の手が迫っていたのです。
しかも、来ていたのは、アンルシア姫の仇敵、魔元帥ゼルドラドでした。
予期せぬ仇敵の出現にアンルシア姫は逆上し挑みかかりますが、この時の彼女は圧倒的に力不足でした。
魔元帥の配下にすら歯が立たず、危うくとどめを刺されそうになってしまいます。
そんな彼女の危機を救ったのは、なんと私。
私自身も知らない力がこの時初めて発動し、勇者姫を守ったのです。

後に経緯を見ていた賢者ルシェンダから、私が使ったのは盟友の護りという力であること、即ち私は勇者と共に戦う運命を背負った盟友という存在であると告げられるのです。

盟友。
勇者ではないけれど、勇者と共に戦う存在。
かつての幼いアンルシア姫が、兄王子を勇者と信じ、共に戦うためになりたいと願った存在。
おそらくは…、その兄王子その人こそが、妹姫の盟友であろうとしたのではないか。
グランゼドーラ王家兄妹の過酷な運命を目の当たりにした私は、痛ましさに言葉も見つからない程でした。
ゼルドラドが従えていた配下の1人、フードと仮面で素顔を隠していた謎めいた男の姿を、私はレンダーシア各地を巡るうちに幾度となく見ていました。
各地で様々な企みに加担し、そして今回、古き神の遺跡の御神体である神の緋石を破壊したその男の正体がアンルシア姫の力で暴かれたのですが…、
彼の正体は、王家の墓所から亡骸を盗み出され、闇の力を与えられ、大魔王の傀儡とされた兄王子トーマだったのです。



次回は、ダーマ神殿内部についての記事を書く予定です。

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