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翠将撃破の勇士

アイリス

[アイリス]

キャラID
: RR762-109
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 140

ライブカメラ画像

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アイリスの冒険日誌

2026-10-03 01:02:31.0 テーマ:写真活動

アストルティアの花と風景 遥かなる5000年の旅路古エテーネ王国編 ~ラウラリエの丘、ゼフの店~

アストルティアの花と風景を紹介する連載記事を書いています。ストーリーの進行に沿って、初めて出会う植物や風景について記載していきます。今回は、古エテーネ王国編として、ラウラリエの丘、ゼフの店を中心にした物語を書いていきます。


記憶の赤結晶を渡したいクオードに会えるまで、王都に滞在することになった私は、印象深い出会いをした王都の歌姫の招きを受けることにしました。
派手な看板ですぐわかると言われた、錬金術師ゼフの店が彼女の家でした。 王都キィンベル城下町には、錬金術師の店が複数あります。しかもどうやら、私の兄弟と同じく、素材から全く新たな物質・物体を錬成する術を扱うようです。錬金術の産物は王都の日常の隅々まで行き渡っているようで、5000年後の現代とも一線を画した文明を築いていたのが見て取れました。

ゼフの店に入ると、出迎えてくれたのは店主のゼフ、そして、歌姫シャンテの姉だという若き錬金術師リンカでした。
リンカには最初ひどく警戒されてしまいましたが、シャンテの話を聞いてからは家族ぐるみで歓迎してくれました。
シャンテは半年程前に興行で海洋都市リンジャハルに赴き、大災害に巻き込まれて大怪我をしたとのことでした。その後遺症で記憶を失い、うまく歌えなくなってしまったそう。
それだけ大変な目にあった妹の身を案じるのは、姉としては無理はないなとこの時私は思いました。
ただ、それにしても、妙にこの店を目の敵にしている指針監督官なる役人達から妹を隠そうとしているようにも見えたのには、違和感があったのですが。


一方シャンテは、以前の自身が日記に残した喉を良くする秘薬を取りに行きたいので、同行して欲しいと頼んで来ました。
王国領の海岸近く、対岸に遠くリンジャハルを望むラウラリエの丘という場所には、特別な蜜を産み出す花園があると言うのです。
僅かな可能性にでも賭けたい様子の彼女に付き添って花園で蜜を集めましたが、残念ながら声は戻らず…代わりに見つけたのは、真新しい一基の墓。
墓碑銘には、歌姫シャンテの名前が刻まれていたのです。

動揺するシャンテを伴って戻って見れば、ゼフの店は大変なことになっていました。
家族として暮らしてきた魔法生物達が指針監督官に連れ去られ、おそらく処分されるのだと。私が最初に店を訪れた際にもそのようなことを言っていましたが、ついに強制執行に及んだ様子。
引き留めるリンカを振り切って、シャンテは助けに走って行ってしまいます。放って置けず私も後を追いました。

砂浜を挟んでラウラリエの丘とは反対側、残響の海蝕洞という場所で殺処分されそうになっていた、ゼフの店の魔法生物達。彼らはどうやら、シャンテの秘密を知っていたようでした。
彼女がリンカの本当の妹ではなく、リンカが産み出した妹そっくりの人型魔法生物であることを。
その秘密は、その場で指針監督官ベルマにも気付かれてしまいました。
もろともに殺されそうになった彼女達を庇い、私は戦うことになりました。
ベルマらに使役され襲ってきたのが、以前遭遇した異形獣によく似た怪物だったのは、大いに気になりましたが…一介の旅人の立場で、自分に何ができるだろうか。…といった思案を吹き飛ばすような、思いがけない救いの手が差し出されたのです。

なんと、その場に現れたのは、軍司令官クオードその人でした。
最近の指針監督官らの暴走を糺すため、捜査していたと彼は言います。
時の指針書に盲従するあまり、民の幸福を守るという職務の大前提を見失うのは本末転倒であるとベルマを諌め、シャンテや魔法生物達の身の安全を保証してくれました。
…そして漸く、改めて彼から軍司令部への呼び出しを受けた私でありました。 無事にゼフの店に帰ってから、リンカとゼフから改めて事情を聞きました。
リンジャハルの大災害で、本当のシャンテは命を落としたこと。妹を失い、絶望したリンカが禁止されていた魔法生物…しかも未だ錬成に成功例がない人型魔法生物の錬成に挑んだこと。
リンカの執念が通じたように、妹そっくりのシャンテが産まれてきたこと。…
記憶がないのも、王都の民なのに時の指針書を持っていなかったのも、納得でした。
魔法生物の存在を認めない様子の指針書には、何やら不可解でしたが…指針監督官を束ねる軍司令官の威光があれば、一先ず安心して暮らせるでしょう。

さて、その軍司令官に、記憶の赤結晶を渡して、共に内容をあらためなければなりません。
メレアーデが、クオードと私に一体何を伝えようと言うのか。
…それは、現代アストルティアの滅びを回避する手立てたりうるのか。
まだ何も判らないままの私は、錬金術師一家に別れを告げて、軍司令部に向かうことにしました。


次回は、軍司令部、ティプローネ髙地について記載予定です。
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