僕は裸ですよ・・・
裸に見えないのは、君の目がおかしくなってるからさ
先を占う力なんて もう関係ないんだ これが現実さ・・
グランゼドーラ国王に謁見してくるとするかなっ☆彡
とか言って 調子にのったのが 間違いだったんだ・・・
アルカナ効果を使って 僕の本当の姿を見せた途端
国王は 僕のことが分からなくなったようで
「ひっとらえよっ!」の かけ声ひとつで
どこにいたのか すごい数の衛兵が 僕の周りを取り囲み
僕は身ぐるみはがされて こんな姿にされてしまった
占い師の装備の全てを すべて失ってしまった・・・
国王に 「この剣だけは お許しください」と 土下座したが
「ええい うるさいわ! この馬の骨とも分からんやつめ!!」と
僕が、命と同じくらい大切にしている 形見の剣まで奪われてしまった
もうろうとした意識の中で
本当の姿が見えるアルカナ効果を消してから
退去させてもらう事に・・・・
退去させてもらっている途中 後ろから
「お・おう・・ ユタネロ殿 どうなされた・・」
という国王の声が聞こえたような気がしたが
誇りも装備も形見の剣も・・なにもかも すべてを失った僕には
ただただ 無事に帰ること以外 もう何も考えることはできなかった。
そう すべて 僕が悪いのだ・・・
今まで僕を応援してくれた人達 ごめんなさい・・(´;ω;`)
さようなら さようなら・・・・ ガクッ・・
~ ~ 劇終 ~ ~