~前の続き~
以前は、いきなり「つかうもの」「最初の倉庫」が選ばれた状態で画面が開かれていました
そして、つかうものがある左ウィンドウに初期カーソルがおかれていました
ユーザーは、目的を持って倉庫を開きます
あずけたいのか、とりだしたいのか
つかうものなのか、そうびひんなのか
最初の倉庫なのか、追加倉庫なのか
それぞれ異なった思いがあって、アイテム倉庫を開こうとするわけです
そのとき、画面の状態をユーザーの目的に合わせるための操作を行う必要があります
そうびひんを選びたければ、左ウィンドウでBボタン
追加倉庫を選びたければ、Rボタンを押して右ウィンドウに移動してBボタン
画面に対して、ユーザーが意識をあわせなくてはいけません
この考え方が、ユーザーインターフェースとして不親切でした
システムがユーザーの意識に合わせるのではなく、
ユーザーがシステムの方針に合わせないといけません
以前の倉庫のUIは「慣れたら便利」と前Dが言ってました
その言葉のもと、ユーザーは慣れるのに若干の苦労を行って覚えましたね
確かに慣れたら操作が早くなります
はじめの印象より良くなったはずです
まるで不良がちょっといいことをすると、過大に評価されるようなものです
しかもこの「苦労した」という意識が刷り込まれた分、また違ったUIにすると過去の「苦労した」という記憶が潜在的にブレーキとなり、変化に抵抗が出るわけです
ぶっちゃけそこまで過大評価するほど、完成度の高いUIではなかったと考えます
私も以前の倉庫についてそれなりに操作がなれている状態になっていましたが、
何かをしたいときに若干、ほんの0.1秒くらいの思考のラグがあったと感じてました
自分の考えを、画面のUIに合わせるすり合わせの時間があったわけです
今回の修正でその点が改善されました
あずけるときは左ウィンドウから
とりだすときは右ウィンドウから
これだけでも大きな変化だったと思います
あとは、現状の問題点を改善したらいいわけです
文章の短縮は、複数行になっている説明を1行にするだけで改善されます
例1)
「預かり所へ ようこそ。
どちらも無料でご利用いただけますが
本日は どちらをご利用ですか?
→「預かり所へようこそ どちらをご利用ですか?」
例2)
「アイテム倉庫のご利用ですね。
持ち物を 預けたり 取り出せます。
どうされますか?
→「どうされますか?」
以前の操作性では、LRを押してからBを押さないと、そうびひんや追加倉庫を選択できませんでしたが、
zR、zLボタンを使用することで、ボタン操作が減ります
また、画面位置とボタン位置、ボタンの深さがあっているため、直感的に操作が可能です
で、そうびひんや追加倉庫を簡単に操作できるようになるため、Bボタンで全部の操作をキャンセルしていいわけです
過去に戻るのではなく、よりよい未来へ
前向きな提案をしていきたいと思います